埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

38日間の「不投稿」をお詫びします (><)

5月21日の投稿を最後に38日間も「不投稿」となっており申し訳ありませんでした。このブログに注目してくださる方などいないだろうと、高をくくっていたのですが、先日「最近投稿が無いようですが・・・、どうしましたか?」と訊かれる場面があったことから、38日間の「不投稿」をお詫びし「6月の1か月間0(ゼロ)投稿」だけは回避しようとの思いで、本日久しぶりの投稿に及びました。

実は今月(6月)は、これまで通りの勤務を続けながら老親の所謂(いわゆる)終活の手伝いで幾日か新潟県の実家に滞在して司法書士事務所や寺院、石材店、市役所、法務局などを駆け回ったり、長女の結婚披露宴があったり、自身の睡眠時無呼吸症候群の定例受診があったりしてかなり多忙ではありました。加えて高温多湿な日が続いたため疲れやすく、しかも溜まった疲れがなかなか抜けない状態に陥りブログ投稿ができませんでした。

それでも「毎日連続交信」だけはギリギリ維持できております。5月と6月の「毎日連続交信」の詳細については7月5日(土曜日)までに改めて投稿いたします。

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これだけ長期間「不投稿」を続けていましたが、意外にもこのブログへのアクセス数は毎日50~70件程度は保っておりまして、日々のアクセス数0(ゼロ)に限りなく近づくような事態にはなっておりません。

この背景には「今日は投稿しているのではないか・・・」と期待を寄せてくださっている方がいらっしゃるのだと思います。こうした方々の期待を裏切っていたことを猛省しなければなりません。

 

↓ 参考までに、直近1か月のアクセス数の状況をお知らせします。

全く投稿をしていないにもかかわらず、ほぼ毎日50~70件程度アクセスがあります。過去に投稿した記事の中には、今でも検索サイトに引っかかる記事があり、そうした記事が毎日一定数のアクセスに繋がっています。「Google」「Yahoo!」「Bing」の3つの検索サイトからどの記事にアクセスされているのかを紹介します。

↓ 「Google」からよくアクセスされているページ

↓ 「Yahoo!」からよくアクセスされているページ

↓ 「Bing」からよくアクセスされているページ

これまでさまざまなジャンルの投稿を1276回してきましたが、その中で今でもアクセスされ続けているのが「東大合格者の都道府県別ランキング」「岩手・栃木・埼玉の3県に国公立大学医学部が無いのは何故?」「かつて図書館情報大学という国立大学がありまして・・・」都道府県別国公立大学設置数ランキング」といった大学ネタを扱った記事です。この類の記事が長期間にわたって検索サイトを通じてアクセスされることが判りました。

それ以外では「有害植物とは知らずコンフリーを大喜びで食べてました」という記事も一定の注目度が保たれています。「コンフリー」を検索する方々の年齢層はかなり高いだろうと思われますが、どうして「コンフリー」を検索したのかという点に興味があります(^^)

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自分としては最も得意な分野であるアマチュア無線ネタの記事に注目が集まれば嬉しいのですが、現状は「大学」ネタに関心が寄せられています。

今月はこの記事のみの投稿で辛うじて「月間0(ゼロ)投稿」を回避しますが、7月は複数回投稿を必ずいたします。2019年には1年間365日毎日ブログ投稿皆勤賞を達成したことがありましたが、どうやってそんなことができたのだろう・・・?、と不思議に思います。

4月も毎日交信、52か月連続皆勤賞 v(^^)v

気が付いたら5月も3週間が経過していました。ブログの投稿を怠っている間に62回目の誕生日を迎えてしまい、昨日は現在の勤め先での勤続1年半の区切りを迎えました。「4月」の交信実績を今ごろになってお知らせすることになりまして非常に恥ずかしいです。勤め先では人員補充が進み、私の出番は徐々に減って時間の余裕が生じている筈なんですが、別の用事でバタバタすることが多くブログに向き合う時間を捻出できていないと思います。また、時の流れが恐ろしいほどに速く感じます。ゴールデンウィークが終わってから、今日(5月21日)まで一瞬だったように感じます。

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2021年から2024年までの4年間、趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続け、さらに今年に入っても毎日交信を継続できており、4月末で52か月連続交信皆勤賞となりました。

より詳細に申しますと、2020年12月30日から今日(2025年5月21日)まで1604日連続で1局以上新規の局との交信を続けており、さらに記録更新中です。

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それでは4月の交信実績の内訳報告に移ります。

4月の30日間のQSLカード等の交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は272でした。

◎4月の交信の周波数別内訳

   1.9MHz    1局

   3.5MHz   22局

     7MHz    153局

    10MHz     23局

    14MHz     19局

    21MHz      7局 

    28MHz      8局

    50MHz      6局

   144MHz     10局

   430MHz       23局

     計   272局

◎4月の交信の電波形式別内訳

 CW     146局

 FT8    123局

 FM       3局

     計  272局

QSOの大半がCWとFT8で、PHONEはFMで3局のみでした。

◎今月も一覧にしてみました

           CW   FT8   FM   SSB      計

   1.9MHz    1                        1

   3.5MHz   22                       22

    7MHz   76    77              153

   10MHz              23               23

   14MHz   19                     19

   21MHz    7                      7 

   28MHz    8                              8

   50MHz    6                      6

  144MHz    1       9                  10

  430MHz    6      14     3            23

   計     146        123     3       0     272

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続いて4月にQSOできた特別局・記念局ですが、わずか4局とのQSOにとどまりました。EXPO記念局はまだできていません(><)

◎4月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・JA4RL/P (7/FT8)

・8J5TOBE (7/FT8)

・JA4RL/P (10/FT8)

・8J2T (7/FT8)

以上が4月の交信実績です。これで52か月連続で毎日運用皆勤賞となりました。ここまで継続できたのは交信をして下さる各局のおかげであり深く感謝を申し上げます。

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今月のブログ投稿はまだ1回ですので、少なくともあと1回は投稿し、月間投稿数は2回にはしたいです。次回は無線以外の話題を投稿します。

初任給は14万2千円でした・・・(^^)ゝ

今週のお題「初任給」・・・これまでこのブログには1274回の投稿をしてきましたが、「今週のお題」には一度も参加したことはありません。今回が初めての参加です。

と言っても、今回の「初任給」というテーマに飛びつく理由や「初任給」にかかるエピソードや思い入れがある訳でもないんです。

ただ、初任給をいただいた昭和62年4月から現在に至るまでの給与明細票は全て保存していることだけは、多少は自慢できるかな・・・、と思っています。せっかくの機会ですので38年前の初任給の明細票(支給票)の一部をご覧いただきましょう(^^)

↓ 私の初任給14万2千円。印字のフォントも昭和の雰囲気を醸し出してます。

現在の初任給相場に比べればかなり低い額ですが、当時の大卒初任給としては標準的な金額だったと思います。14万2千円は全額基本給でこれに時間外手当や諸々の手当が加算される仕組みです。この初任給のときは勤め始めたばかりでしたので時間外手当は0円。課税対象額との差額781円は雇用保険料の控除分です。

余談を挟みますが、このところ世間を賑わせている「新卒初任給30万円」の報道について、詳しくは知りませんが、基本給に一定の額の時間外手当や通勤交通費などが予め組み込まれての30万円だとか、あるいは初任給は30万円で2年目は29万円、3年目は28万円と「逆ベースアップ方式」になっているとか、何らかのカラクリが潜んでいるのではないかと疑ってしまうんですがどうなんでしょうか?

さて私の初任給の話題に戻ります。基本給14万2千円という金額に不満は感じませんでしたが、呑気な学生生活から厳しい社会人生活に変って3週間ほど経ったこの頃はすでに「勤め人って想像以上にツラく厳しい世界だな・・・。早く60才になって仕事や職業という縛りから解放されたい・・・。」と本気で考えていました。その後は数社で我慢に我慢を重ねて必死にもがき苦しみながらも勤め人を続け、一昨年60才になり定年退職することができました。勤め人生活36年を経て、やっとの思いで60才に到達したときは心の底から嬉しく感じました。

昭和62年春の初任給から令和5年夏の定年退職まで、所属した会社は数社になりますが、毎月の給与明細票や年間2~3回の賞与の明細票を全て合わせてもその数は500枚を多少超える程度です。勤め人だった36年間を振り返りますと本当に「あっ!という間」だったと感じます。再就職先となった現在の勤め先も、早いものでまもなく勤続1年半になりますが、1年半程度では「ほんの一瞬」という感覚です。

「初任給」をいただいてから今年で38年経ち、私もそろそろ老齢年金の「初受給」をどのタイミングにするのかを考える齢に差し掛かっております(^^)ゝ

3月も毎日交信、51か月連続皆勤賞 v(^^)v

4月も終わろうとしているのに、今ごろになって「3月」の交信実績をお知らせいたします。4月はこれまで1回しか投稿していませんでしたので、本稿が今月2回目の投稿です。無線に興味のない方を対象とした投稿も近いうちにいたしますのでどうかお赦しください(^^)ゝ

 

2021年から2024年までの4年間、趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続け、さらに今年に入っても毎日交信を継続できており、3月末で51か月連続交信皆勤賞となりました。

より詳細に申しますと、2020年12月30日から今日(2025年4月28日)まで1581日連続で1局以上新規の局との交信を続けており、さらに記録更新中です。

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それでは3月の交信実績の内訳報告に移ります。

3月の31日間のQSLカード等の交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は174で、例月に比べますとかなり低調でした。

◎3月の交信の周波数別内訳

     7MHz     88局

    10MHz     24局

   144MHz   23局

   430MHz   36局

  1200MHz    3局

     計    174局

◎3月の交信の電波形式別内訳

 CW       23局

 FT8     126局

 FT4       2局

 FM       18局

 SSB       4局

 DV(D-STAR)  1局

     計     174局

3月は年度末といった要因もあり業務多忙。職場からの帰宅時刻が遅れる日もあり連続日数QRVの更新にさえ苦労する日が多かった印象です。ただ7MHz帯のコンディションが夜遅い時間帯でも比較的良好な日が続いていたのは幸運で、そのおかげで連続日数QRVが継続できたと思います。3月は使用した周波数帯も少なく、お彼岸の墓参等でコンテストも限られた時間での参加に止(とど)まり、交信局数は伸びませんでした。交信局数の7割以上をFT8とFT4が占めるなど、ただただ連続日数QRVの維持に終始した1か月と言えます。

◎今月も一覧にしてみました

           CW  FT8 FT4  FM SSB DV    計

    7MHz   19   69                  88

   10MHz           24                    24

  144MHz   3    16             4      23

  430MHz   1    15   2  17      1     36

 1200MHz         2       1             3  

   計     23     126   2  18     4   1    174

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続いて3月にQSOできた特別局・記念局ですが、のべ6局とのQSOに止(とど)まり、こちらも低調。同じ局の異なるバンドでのQSOが目立っており、実質的な交信局数は僅か3局。各周波数帯を丹念にワッチをする必要があります。

◎3月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・8N1MOMO (430/FT8)

・8N1MOMO (7/FT8)

・8J1KAZO/P (7/FT8)

・8N5N (7/FT8)

・8N1MOMO (144/FT8)

・8N5N (10/FT8)

以上が3月の交信実績です。これで51か月連続で毎日運用皆勤賞となりました。4月も残る2日間交信をすれば52か月連続皆勤賞となります。ここまで継続できたのは交信をして下さる各局のおかげであり深く感謝を申し上げます。

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今月のブログ投稿はまだ2回ですので、今月中に無線以外の投稿を1回は行い、今月の投稿数を3回にはしたいと思います。おかげさまで左肩や左腕の痛みや痺れは治まりパソコンの打鍵は支障なくできるようになりました。代わりに右膝が痛み出し、動く度に膝から「パキッ、ポキッ」といった音が鳴ります。次々と怪我や病気を仕入れる卸問屋のようです(^^)

2025年・東大合格者数の都道府県ランキング

昨年に引き続き今年も「東大合格者数都道府県ランキング」を投稿します。

 

40年以上にわたって、毎年2月中旬から4月上旬にかけて、「サンデー毎日」という週刊誌を毎週購入して主要な大学の高校別合格者数の特集記事を興味深く読ませていただいております。

近年の東大合格者が首都圏の高校に偏り、地方の高校からの合格者が減少しているような印象がありますので、昨年に引き続き今年も「東大合格者数」の「都道府県別ランキング」の簡易調査をしてみました。なお、私自身は東京大学とは全く関係がありません。受験したことも目指したことさえもありません。東京都内の平凡な私大しか出ておりません(^^)ゝ

サンデー毎日」4月20日号(4月8日発売)の56頁から153頁までの「全国3435高校・有名183大学合格者数」の一覧表を利用し、東大合格者数を都道府県別にカウントし順位付けしました。

↓ 「サンデー毎日」4月20日号のこの特集記事です

予め申し上げておきますが、これはあくまで簡易的な調査で、東大合格者の出身高校が属する都道府県ごとに単純に合格者数を足したものです。例えば、東大合格者数第1位の開成高校(東京都)は149名の合格者を輩出しており、その149名の中には千葉県や埼玉県など東京都以外に住んでいる方も数多く含まれていると思われますが149名全員を開成高校が在る東京都にカウントしています。

サンデー毎日」の調査では47都道府県別合格者数の合計は3014名で、推薦を含む合格者数3084名に対して97.7%にあたります。これは「サンデー毎日」4月6日号(3月25日発売)の34頁に掲載されている合格者出身高校判明率97.8%にほぼ一致しますので、簡易調査とはいえある程度の精度は保っているものと思っています。それでも合格者のうち70名、2.3%のの出身高校が不明ですので絶対的に完全な資料ではないことをご理解願います。

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なお、この記事は東大合格者数の多寡により各都道府県の教育水準や県民の知的水準などの優劣をつけようといった性質のものではありません。各都道府県の擁する人口や東京までの距離など条件が異なります。また、特に関西圏ではあえて京大や阪大を志望する受験生も一定数存在するものと考えます。例えば大阪桐蔭(東大合格者0名、京大合格者46名、阪大合格者15名)や三国丘(東大合格者0名、京大合格者23名、阪大合格者43名)のような例もあり、地域によっては必ずしも東大を目指さない場合もあります。

この調査は単に都道府県別にどれだけの東大合格者がいるのかを判りやすく示し、首都圏と地方の間に東大合格のハードルの高さの差があるのかどうかを調べようとするもしたです。

では東大合格者数が多い順に発表します。合格者数が同数の場合は合格者を輩出した高校の数が多い(合格者の偏りが少ない)都道府県を上位としました。「輩出校数」は東大合格者を1名でも輩出した高校の数です。

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          合格者数  輩出校数   最多の高校(人数)

1位 東京都    1081    84   開成(149)

2位 神奈川県    392    29   聖光学院(95)

3位 兵庫県     167    16   灘(77)

4位 千葉県     151    12   渋谷教育学園幕張(75)

5位 愛知県     120    15   旭丘(28)東海(28)

6位 埼玉県     117    16   県立浦和(41)

7位 福岡県      72    13   久留米大付設(38)

8位 奈良県      72     4   西大和学園(44)

9位 北海道      56    13   札幌南(18)

10位 大阪府      53    17   北野(11)

11位 茨城県      53    12   土浦一(14)

12位 静岡県      53    11   静岡(16)

13位 鹿児島県     51     5   ラ・サール(42)

14位 岡山県      49     9   岡山朝日(21)

15位 広島県      39    11   広島大福山(11)

16位 京都府      38     7   洛南(23)

17位 栃木県      35     8   宇都宮(20)

18位 富山県      32     5   富山中部(18)

19位 石川県      31     3   金沢泉丘(23)

20位 群馬県      30     8   高崎(7)

21位 愛媛県      25     7   愛光(12)

22位 三重県      24     9   四日市(10)

23位 岐阜県      23     9   岐阜(15)

24位 長野県      22     8   県立長野(8)

25位 熊本県      21     2   熊本(19)

26位 宮城県      19     7   仙台二(12)

27位 新潟県      18     6   新潟(12)

28位 福井県      17     3   藤島(8)

29位 長崎県      15     5   青雲(6)

29位 大分県      15     5   大分上野丘(10)

31位 山口県      12     6   慶進(4)

32位 佐賀県      11     4   佐賀西(6)

32位 沖縄県      11     4   N(6)

34位 福島県      10     4   安積(4)

35位 秋田県      10     2   秋田(8)

36位 青森県       9     3   八戸(4)

37位 山形県       8     3   山形東(5)

37位 宮崎県       8     3   宮崎大宮(4)

39位 徳島県       7     5   城ノ内中教(2)徳島文理(2)

40位 岩手県       7     3   盛岡一(5)

41位 和歌山県      7     2   智辯学園和歌山(5)

42位 山梨県       5     3   甲府南(2)山梨学院(2)

42位 高知県       5     3   土佐(3)

44位 香川県       5     2   丸亀(3)

45位 滋賀県       4     2   膳所(3)

46位 島根県       2     2   出雲(1)松江南(1)

47位 鳥取県       2     1   鳥取西(2)

 

以上です。

東京都の合格者数は昨年が1044名、今年が1081名で37名増えました。その結果、東京都の高校の占有率は35.9%となり、昨年の34.4%から1.5ポイント上昇しました。

また東京都に神奈川県、千葉県、埼玉県を加えた1都3県にまで範囲を拡げますと、合格者数は1741名(昨年は1689名)で52名増え、この1都3県の占有率は57.8%(昨年は55.6%)で昨年比2.2ポイント増加しています。

サンデー毎日の調査による合格者の出身高校判明率が昨年(98.5%)と今年(97.8%)とで0.7%の差があり、出身高校不明の合格者が昨年より24名増えているものの、東京都でも1都3県でもその差を上回る合格者数増加と占有率アップが認められますので、首都圏の高校からの合格者の割合が増える傾向は続いていると考えられます。

 

本日の投稿は以上です。なお、昨年の調査結果は以下のリンクからご覧いただけます。

saitama-dame.hatenablog.com

昭和48年12月発刊「Hamマニュアル」について

3月8日に「Hamライフ」誌の創刊号と終刊号についての記事を投稿した際に、「実はHamライフの別冊で大変優れたアマチュア無線入門書である、Hamマニュアルが刊行されていた」と記した上で、3月中にその「Hamマニュアル」についての投稿をすると申し上げました。

今日は3月31日、しかも午後11時。ギリギリになりましたが、Hamライフ別冊「Hamマニュアル」についての投稿をいたします。

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↓ Hamライフ別冊「Hamマニュアル」昭和48年12月刊 定価1000円

電波新聞社さんで発売された書籍類は「〇〇〇マニュアル」というタイトルのものが多く、その中で最もよく知られているのが昭和50年12月に発売された「BCLマニュアル」であろうかと思います。

↓ 隠れた良書「Hamマニュアル」記録的ベストセラー「BCLマニュアル」

「BCLマニュアル」は知っているが「Hamマニュアル」は知らないという方は結構多いのではないかと思います。

前述の通り、電波新聞社さんはこの2誌のほかに「アマチュア無線受験マニュアル」や「アマチュア無線運用マニュアル」など「マニュアル」と名の付く書籍を数多く刊行されておりそのどれもが素晴らしい内容です。

関連して申し上げますと、CQ出版さんは「〇〇〇ハンドブック」というタイトルの書籍が多く見られます。アマチュア無線入門ハンドブック」「DXハンドブック」「SSBハンドブック」「アンテナハンドブック」「V・UHFハンドブック」「160メータハンドブック」などなど数多く刊行されています。ただCQ出版さんは「海外交信運用マニュアル」や「ビギナー・ハムのためのオペレーション・マニュアル」というタイトルのマニュアル本も出していますので、はっきりとした棲み分けを意識している訳ではないようです。

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↓ 「Hamマニュアル」の目次

第1章から第9章まで9つの章で構成されておりますが、それまでの入門書でメイン記事となっていた送信機や受信機の製作に関する記載はありません。昭和48年にもなりますと、送信機や受信機を製作できなければアマチュア無線を始めることができない時代ではなくなり、メーカー製の送受信機やアンテナを購入してアマチュア無線を楽しむ方が圧倒的多数になっていたのだろうと思います。ただ当時の無線雑誌の常識、慣例を考えますと、製作記事をバッサリ省くことは思い切った判断で、編集部でも賛否が分かれていたのではないかと想像します。個人的にはこのHamマニュアルの編集方針に賛同します。

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「Hamマニュアル」の各章の最初の頁にメッセージが記されていますが、入門者にも理解しやすいように平易な言葉で語りかけており好感が持てます。もちろん各章の内容も解りやすい詳説が盛りだくさんでしかも「これだけは押さえておきたい重要なポイント」は全て網羅されております。

↓ 第1章

↓ 第2章

↓ 第3章

↓ 第4章

↓ 第5章

↓ 第6章

↓ 第7章

↓ 第8章

第9章

当時はアマチュア無線を始める前に、SWL(Short Wave Listener=アマチュア無線の交信の様子を受信すること)をする方が多かったのですが、そうしたSWLを経験した方であればこの「Hamマニュアル」1冊あれば開局後も戸惑うことなくアマチュア局の運用ができたと思います。またSWL経験が無かったとしても本誌は大いに役立っていたものと思われます。各章の最初のメッセージにも、ルールやマナーを守り健全なアマチュア無線家として成長し、永くこの素晴らしい趣味を楽しんでいただきたいという真っ直ぐな願いが感じられます。丁寧な編集がなされた良書だとつくづく感じます。

2月も毎日交信、50か月連続皆勤賞 v(^^)v

5年ぶりに頸肩腕症候群を患い、左肩から左腕にかけて鈍痛や痺れがあったためしばらくパソコンの打鍵作業から離れておりました。3月17日の総合病院での受診から1週間が経過し、飲み薬やストレッチ運動、マッサージの効果が徐々に現れ、痛みや痺れが鎮まってきました。とは言えまだ症状が再発することも十分考えられますので、症状が軽い今のうちに、先月の交信実績を投稿したいと思います。

2021年から2024年までの4年間、趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続け、さらに今年に入っても毎日交信を継続でき、2月末で50か月連続交信皆勤賞となりました。

より詳細に申しますと、2020年12月30日から今日(2025年3月24日)まで1546日連続で1局以上新規の局との交信を続けており、さらに記録更新中です。

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それでは2月の交信実績の内訳報告に移ります。

2月の28日間のQSLカード等の交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は255でした。

◎2月の交信の周波数別内訳

   1.9MHz    8局

     7MHz     64局

    10MHz     32局

    28MHz    1局

   144MHz   11局

   430MHz  132局

  1200MHz    7局

     計    255局

◎2月の交信の電波形式別内訳

 CW      101局

 FT8     116局

 FM       38局

     計   255局

2月11日に行われた関東UHFコンテストに参加したため430MHzの交信数が目立っています。またFMモードはその殆どが関東UHFコンテストでの交信です。

連続日数更新記録の更新のために新規の局(あるいは純新規でなくても周波数帯や電波形式、運用地が過去の交信時と異なる局)を探しますが、FT8の特に7MHz、144MHz、430MHzはこれまでに交信したことがある局が大半を占めるようになり、CWも常連局ばかりが目立っています。そこでこれまで積極的に運用してこなかった1200MHzに着目してみました。信越コールサインで関東エリア内移動局として運用している当局が許可される1200MHzの空中線電力は1ワットですので、「どうせ市内程度しか飛ばないだろう」と考えて殆どQRVしてこなかったのですが、新たな交信相手を求めて1200MHzに出てみましたら、意外にも関東一円が交信対象であることが判りました。2月の1200MHzはお試し運用で7局(全てFT8)のQSOができましたが今後は意識して1200MHzにもQRVしていきたいと考えております。

◎今月も一覧にしてみました

           CW   FT8   FM   SSB      計

   1.9MHz   8                      8

    7MHz   23    41               64

   10MHz              32               32

   28MHz          1                     1

  144MHz         11                 11

  430MHz  70     24   38           132

 1200MHz          7                  7  

   計    101      116   38      0     255

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続いて2月にQSOできた特別局・記念局ですが、のべ7局とのQSOにとどまりました。同じ局の異なるバンドでのQSOが目立っており、実質的な交信局数は僅か4局。各周波数帯を丹念にワッチをする必要があります。

◎2月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・8J1FC (144/FT8)

・8J1FC (430/FT8)

・8J1FC (1200/FT8)

・8J1KAZO (430/CW) 関東UHFコンテスト

・8N8SSF (7/FT8)

・8J1MITO/1 (144/FT8)

・8J1MITO/1 (430/FT8)

以上が2月の交信実績です。これで50か月連続で毎日運用皆勤賞となりました。ここまで継続できたのは交信をして下さる各局のおかげであり深く感謝を申し上げます。

運用モードがFT8とCWに偏っているため同じ局と周波数帯やモードを替えながら何度も交信することが多くなっております。今後はFT8やCWはやらない純新規の局とのQSOを増やすため、D-STARやWIRES-Xといった分野にも進出しようと考えております。

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今月のブログ投稿はまだ2回ですので、少なくともあと3回は投稿し、5回にはしたいです。左肩や左腕の状態にもよりますが・・・。

近況報告をいたします (^^)

このところ投稿頻度が低下している上に趣味の無線に関する記事に偏りすぎていたことを反省し、今日は近況報告をいたします・・・(^^)ゝ

昨日(3月14日)は今年に入って73日目でしたので、昨日が終わった瞬間(3月14日から3月15日に日付が変わる瞬間)が今年の20パーセント経過の瞬間でもありました。

晦日紅白歌合戦や元日のニューイヤー駅伝、1月2日~3日の箱根駅伝を視聴しながら楽しく過ごしたことがつい最近のことのように感じますが、時の経つのは早いもので、今年(2025年)はすでに2割を消化し残りは8割です(^^)

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今朝は「バン! バン! ドン!」と繰り返し聴こえる音で目覚めました。一定のリズムを持つ不思議な打撃音の発生源を確かめるべく2階の窓から外に目をやりましたら、ヒヨドリが木の実を拙宅の物置小屋のトタン屋根に何度も繰り返し叩きつけて食べ易くする作業をしていました。

↓ 拙宅の物置小屋の屋根に木の実を銜(くわ)えたヒヨドリが陣取る

口に銜えた黄色い木の実をトタン屋根に何度も叩きつけていました。やがて木の実はヒヨドリが食べられるくらいにまで適度に傷み、皮が綻(ほころ)んできたため、ヒヨドリは木の実を大事に銜え直して飛び去って行きました。朝から楽しい場面を見ることができて幸運でした\(^o^)/

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さて近況です。

実は5年ぶりに頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)を発症しました。2019年の年末近くに初めて発症しましたがリハビリ等で克服しその後再発することは無かったのですが、数日前から左肩から左腕にかけて痺れや鈍痛、脱力感が現れ始めました。もともと猫背・扁平足でこうした症状が出やすい体質な上に仕事や趣味でのパソコン操作時間の増加、出張勤務での自動車運転時間の増加、睡眠時間の減少、気温の低下などが幾重にも重なり発症したものと考えられます。前回(5年前)に発症した際に通院した病院の先生に教わったリハビリ法を改めて実践し、今回は独力で克服します。

 

次に、現在の勤め先ですが勤続17か月目に入りました。同業種の企業数が少ないため勤め先の所在地(埼玉県内)から遠方にまで出張する機会が多く、茨城、栃木、群馬、千葉、東京、神奈川、そして地元の埼玉といった都県を自動車で走り回ります。この会社に勤めるまでは、埼玉県以外の都県で自動車を運転したことなど殆どありません。還暦を過ぎてからこのような労働環境になるとは想像しておりませんでした。移動距離は長いものの営業活動をしているわけではないため販売目標に追われるようなストレスは無くその点では恵まれていますが、1日200キロメートルを超える自動車運転を伴う日は結構キツく感じます。4月には新たな人員補充が予定されており、私の1か月あたりの勤務時間は2割ほど減るものと予想します。そうなれば生来の怠け者である私には好都合です(^^)

またまた左肩や左腕の鈍痛と痺れが発生してきましたのでこのへんで終わりにします。

Hamライフ誌の「創刊号」

昨年末に「モービルハム」誌の創刊号(と終刊号)を紹介する記事を投稿した際に「Hamライフ」創刊号の記事を年明けに投稿すると書きました。しかしそれが延び延びになってしまい、気が付いたら3月になっていました。大変遅れましたが「Hamライフ」誌創刊号および終刊号(休刊号)について投稿いたします。

↓ Hamライフ 創刊号(昭和46年8月号)=電波新聞社刊の表紙

昭和38年(1963年)生の私はこのHamライフ創刊時はまだ小学校2年生。約4年後の終刊(休刊)時でも小学校6年生でした。出版物の流通量が少ない地方に住んでいたこともありHamライフ誌を当時読んだ記憶はありません。Hamライフを当時読んでいたことをハッキリと記憶している1960年代生れの方は殆どいないと思われます。1950年代以前生れの方でしたらHamライフ誌を懐かしく感じる方も多いのではないかと思われます。

現在私の手許にあるHamライフ誌20冊は発刊当時に購入したものではなく、平成~令和の時代に古書店やネットオークションで入手したものが大半です。

↓ Hamライフ 創刊号の目次

製作記事は無くCQ誌とは視点やコンセプトが大きく異なります。

連載記事のビーム・アンテナで「新時代のアマチュア無線」というタイトルの 記事が掲載されていますが、これが「創刊の辞」に相当するものと考えます。

↓ この記事です

「オーバーパワーの問題、モラルの問題、その他数をあげれば解決しなければならない問題がいくらでも出てきます。これらをもう一度アマチュア無線家全員で考えてみようではありませんか。」とあり、Hamライフ誌が荒廃したアマチュア無線界の世直し役を担おうとしていたことがうかがえます。

↓ Hamライフ 創刊号の裏表紙

↓ 創刊号の編集部だより 

アマチュア無線界を正しい方向に持って行くべく努力に努力をかさねて行く決心です」との力強い決意が記されています。

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しかし創刊から約4年後、Hamライフ誌は昭和50年6月号をもって突然の終刊(休刊)となります。

↓ Hamライフ昭和50年6月号(終刊/休刊号)の表紙

表紙写真は昭和50年4月12~13日に静岡県富士宮市で行われた、第1回全日本ハムベンションを見学された常陸宮ご夫妻。

↓ Hamライフ 終刊号(休刊号)の目次

目次の最後の行、177頁に「社告」とあります。

↓ その「社告」がこれです

Hamライフはつごう(都合)により休刊、以後アマチュア無線関係の情報や技術記事は姉妹誌「ラジオの製作」に移行するとの告知。創刊からわずか4年弱で終刊(休刊)に至った背景などは社告からでは判りませんが、連載記事「ハムの話題を追って」の中に終刊(休刊)の背景を匂わせる記載があります。

↓  「ハムの話題を追って」から

・・・・・ハム人口が飛躍的に増えたものの、雑誌を購入してまで知識や情報を得ようとする人が予想外に少なかったことと、粗製乱造ハムの傍若無人ぶりに歯止めがかかる様子が見られず、Hamライフ創刊時の理念に基づき「アマチュア無線界を正しい方向に持って行く」記事を書けども書けども「笛吹けど踊らず」の状態が続いたことに疲れてしまったのではないかと察します・・・。

↓ 終刊号(休刊号)の裏表紙

こうして「Hamライフ」の刊行はわずか4年弱で終わりました。姉妹誌「ラジオの製作」に移行されたアマチュア無線関連記事は限られた誌面の中では十分な情報を掲載することはできず、BCL(放送受信趣味)関連記事よりもかなり劣勢だった印象があります。

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実は「Hamライフ」は通常の月刊誌のほかに別冊で「Hamマニュアル=あなたのハム局設計=」が昭和48年12月に刊行されています。

↓ Hamライフ別冊 「Hamマニュアル=あなたのハム局設計=」の表紙

電波新聞社さんが刊行した「マニュアル」と名の付く書籍で最もよく知られているのが昭和50年12月に刊行されて爆発的に売れた伝説の「BCLマニュアル」ですが、そのBCLマニュアル刊行の2年前にも「Hamマニュアル」という非常に優れた「マニュアル本」が出版されていました。このことは残念ながらあまり知られていませんので、本稿のスピンアウト記事として「Hamマニュアル」についても向こう1か月以内に投稿したいと思います。

1月も毎日交信、49か月連続皆勤賞 v(^^)v

1月21日以来約3週間ぶりの投稿です。しばらくブログから遠ざかっていたため投稿をする感覚を忘れつつありますので、今日は最も投稿しやすい「交信実績の報告」とし、投稿をする感覚を取り戻すきっかけにしたいと思っております。

 

2021年から2024年までの4年間、趣味のアマチュア無線で毎日1局以上新規の局との交信を続け、さらに先月(1月)も毎日交信を継続できましたので49か月連続交信皆勤賞となりました。

より詳細に申しますと、2020年12月30日から今日(2025年2月10日)まで1504日連続で1局以上新規の局との交信を続けており、さらに記録更新中です。

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それでは1月の交信実績の内訳報告に移ります。

1月の31日間のQSLカード等の交換を伴う交信やコンテストでの有効な交信は249でした。

◎1月の交信の周波数別内訳

   3.5MHz    7局

    7MHz      42局

   10MHz   29局

   14MHz    7局

   21MHz    2局

   24MHz    1局

  144MHz   38局

  430MHz  123局

     計    249局

◎1月の交信の電波形式別内訳

 CW       60局

 FT8      97局

 FM       76局

 SSB      14局

 C4FM         2局

     計   249局

1月に入っても勤め先の多忙さは変わらず、帰宅時刻が夜9時を超える日もあります。1か月を通じてのアクティビティは低調で、勤務日は夜遅くに新規の局を探して連続日数交信記録の更新だけで精一杯というのが実情です。そのため1月の交信実績は1月13日に行われたオール埼玉コンテストでの交信が大半を占めており、430MHzのFMが最も多いという結果になりました。

◎今月も一覧にしてみました

          CW  FT8   FM   SSB  C4FM    計

   3.5MHz   1    6                  7

    7MHz   22   20                 42

   10MHz    2      27                 29

   14MHz    7                          7

   21MHz         2                  2

   24MHz         1                        1

  144MHz  10    14         14         38     

  430MHz  18    27   76           2  123 

   計      60    97   76    14     2  249

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続いて1月にQSOできた特別局・記念局です。1月も勤務時間が長く帰宅時刻が遅くなりワッチ時間が足りていないことから、のべ7局とのQSOにとどまりました。同じ局とのニューバンドやニューモードのQSOが目立っており、実質的な交信局数は4局です。

◎1月に交信した特別局・記念局(交信した日時の順)

・8J1KAZO/P (10/FT8)

・8N5N (10/CW) QSOパーティ

・8J1KAZO/P (3.5/FT8)

・8J1KAZO (430/FM) オール埼玉コンテスト

・8J1KAZO (144/CW) オール埼玉コンテスト

・8N7YUA (7/CW) オール宮城コンテスト

・8J6HAM/6 (10/CW)

以上が1月の交信実績です。5年連続毎日運用皆勤賞を目指す年の最初の1か月は皆勤賞を達成できました。ただ、FT8で国内局はどの周波数帯もすでに1度はQSOした局や海外交信を志向する局(国内QSOはしない局)が目立つようになり、勤務を終えての帰宅後の短時間で新規の局を探すのに苦労するようになってきました。万年移動局(信越コールサインで関東で運用)で空中線電力1ワットしか許可されないことから、これまであまり気乗りしなかった1200MHzでもアンテナを上げてFT8運用を始めてみようかと考えております。

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次回の投稿は「ハムライフ」という雑誌の創刊号と最終号を取り上げ、その次の投稿で近況のご報告をしたいと考えております。