埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

「ベイカーベイカーパラドクス」頻発も気にしない・・・

10月6日、今日は「3の倍数」の日。お言葉に甘えまして「ネタもオチもヒネリもなく、ただ感じることを浮かぶままに綴る」半ばリハビリ目的の投稿をいたします。お付き合いください(^^)

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標題の通り、加齢のせいなのかどうかは不明ですが、50才代後半あたりから「ベイカーベイカーパラドクス」が頻発し、年齢を重ねるごとに頻度が増しているように感じます。

「ベイカーベイカーパラドクス(baker-baker paradox)」などと書きますと、何やら深刻な病かと勘違いされそうですが、多くの方が経験していると思われる心理現象です。

 

簡単に申しますと、とある人物を思い浮かべたときに、その人物の容姿や職業や経歴などはかなり詳細に思い出せるのに、名前だけがどうしても思い出せない現象のことです。一度や二度はそのような経験をされたことがある方はいらっしゃいませんでしょうか?

 

一例をあげますと・・・「あ~、名前が思い出せない! ほら、俳優で歌手で、父親が宇野重吉さんで、刑事ドラマの大都会とか西部警察に出演してて、昭和56年頃にルビーの指環が大ヒットしてレコード大賞も受賞して、去年の紅白歌合戦でもルビーの指環を熱唱してたよね・・・。サングラスがよく似合う、ほら、ああ、名前だけが思い出せないいいいいい・・・」このような現象のことです。この正解はあえて記しませんがみなさまはすぐに思い出せますよね。私、ファンなんです(^^)

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日頃、職場や地域住民の方々に挨拶をしたり、話しかける際には、相手のお名前を加えるよう永年心掛けていました。例えば朝の職場では「○○さん、おはようございます」。夕刻帰宅する際にご近所の方とすれ違う際には「こんばんは△△さん、先日は町内除草作業お疲れさまでした」のように・・・。

 

ところがここ数年、特に職場で毎日共に活動していて、今も目の前にいる方のお名前が思い出せなくて困ることが頻発します。そのため、お名前を省略して話しかけてしまうことが多くなってしまいます。

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この現象が生じ始めた頃は、「もしかしたら脳の中の海馬や扁桃体が委縮して大変な状態になっているんだろうか?」とか「このまま認知症にまっしぐらか?」と不安に襲われていました。

しかし調べていくうちに、人間の知識がネットワーク状に構築されておりそのネットワークでは「個人の名前」は他の概念と結びつけにくく、「個人の名前」は想起しづらく忘却しやすいことがこの現象の原因であり、多くの方々にこのような経験があると知り安心しました。

必要以上に気にしないよう心掛けたいものです。