昨年末の投稿でもお知らせいたしましたが、今年は過去に投稿した記事を再度掲載することといたしました。
今日の記事は867回目の投稿ですが、過去に投稿した記事の中には、まだ読者数が少なかったり、読者の方が時を経て入れ替わったりしていまして、現在親しくしてくださっている方々の目に触れていない埋もれた記事がたくさんあります。そうした記事に改めて注目していただきたいと考えた次第です。
長期間にわたってはてなブログで活躍されている方ですと、見覚えがある記事に出くわすことになるかもしれませんが、そこはご容赦下されば幸いです。
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本日は、平成30年(2010年)12月10日に投稿しました「行ってきました! NHK菖蒲久喜ラジオ放送所!!」という記事です。通算276回目の投稿。スターをつけて下さった方は4名ですが、4名の方全て現在も投稿を続け、息の長い活躍をされています。
それでは平成30年(2018年)12月10日の「行ってきました! NHK菖蒲久喜ラジオ放送所」のアーカイブスです・・・
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行ってきました!「NHK菖蒲久喜放送所」!!
昨日、埼玉県久喜市にあります「NHK菖蒲久喜放送所」に行ってまいりました。「放送所」ですのでNHKラジオなどの強力な電波を発射する施設、設備です。収録スタジオなどがあるわけではありません。
実はこの「NHK菖蒲久喜ラジオ放送所」は自宅から比較的近いところに位置していまして、すぐそばにあるショッピングモールや大規模書店には毎週のように行っていますので、この「NHK菖蒲久喜放送所」の大空高く聳え立つ中波放送アンテナは頻繁に目にしています。
昨日は徒歩でこの施設、設備のギリギリまで近づいてきました。
↓ 中波放送のアンテナが近くに見えますが、まだ結構距離はあります
向かって左側がラジオ第二放送所のアンテナ 周波数693KHz 出力500KW 高さ215メートル
向かって右側がラジオ第一放送所のアンテナ 周波数594KHz 出力300KW 高さ245メートル
↓ 数分歩いてたどり着きました。高さ215メートルの巨大アンテナ
ラジオ第二放送アンテナ。その巨大な設備にただただ圧倒されます。
↓ ラジオ放送のアンテナの隣に地上デジタル放送TTL中継所があります
夥しい数の太陽光パネルが設置されていますが、昼間の晴天時にはこの太陽光発電だけで、500KW+300KWもの送信電力を賄い、さらに余った電気は売電しているとのことですのでビックリです。
↓ 回り込んでさらに近くから撮影
青空に映える巨大アンテナ。無線を趣味にしている私にはたまらない写真。
この「NHK菖蒲久喜放送所」は敷地面積約313千平米(約95000坪)。ラジオ第一放送の波長は505m、ラジオ第二放送の波長は433mですので、いずれも巨大な設備が必要です。放送の電波を効率よく輻射するため、地中にはラジアルアースと呼ばれる銅線が放射状に埋設されているのではないかと思います。
↓ 目立たないのですが、ここが出入り口のようです
↓ 掲示板には「まんぷく」と「西郷どん」のポスター。どちらも色褪せてヨレヨレ。
↓ これまた目立たない案内板。一般人が押しかけないように控えめにしているのかな
↓ 放送所には野球場とテニスコートがあります。久喜市在住・在勤・在学者のみ利用申し込み可能。したがって私は利用できません。
↓ 重要な施設だけに随所に立入禁止看板があります。
「立入禁止」の奥にさらに「立入禁止」看板が見えます
↓ これだけの重要施設ですので24時間監視は当然ですね
↓ 確かに500KWと300KWの送信所ですから危険ですね
パラボラアンテナが見えますが、衛星放送地球局です。ここから放送衛星にアップリンクします。なお、衛星放送地球局は東京のNHK放送センターが主局で、ここは副局です。気候や機器の状況によって主局と副局とを随時切り替えているようです。
↓ ラジオ.第一放送所のアンテナ
こちらは高さ245メートル。
↓ 衛星放送地球局に最も近づいて撮影
95000坪の広大な敷地にある日本一の送信設備を目の当たりにしまして、ただただ圧倒されてしまいました。頻繁に行ける場所にありますので、次回は望遠レンズを用意して、アンテナの給電部やパーツの一つ一つを撮影してみたいと思います。
また、見学を申し込むこともできるらしいので、敷地内に入れる機会を狙ってみたいと思います。
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以上が平成30年12月10日の投稿記事でした。
過去記事アーカイブスは1か月に2~3回くらいのペースでお送りします。