今日、4月18日は「世界アマチュア無線の日」です。99年前の1925年のこの日、国際アマチュア無線連合(IARU)が設立されたことを記念して定められたものです。
そこで今日は私の手許にある、アマチュア無線局名録の全世界(北米・ハワイを除く)版からの話題を投稿します。
↓ 1993年に米国で発行されたアマチュア無線局名録全世界(北米・ハワイを除く)版
このような表紙のアマチュア無線局名録をご覧になったことのあるアマチュア無線家の方は比較的多いかと思います。私はこのような全世界版はこの年(1993年)の版しかありません。
実はこのアマチュア無線局名録の日本の局の中に、見たことの無い奇妙なコールサインが掲載されているんです。ご存知でしょうか?
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↓ これが奇妙なコールサインです(氏名や所在地は見えないようにしてあります)
赤い印(●)を付した9局が奇妙なコールサインです。アルファベット順で並ぶ、JA0ZXF(JAの最後)からJE1AAH(JEの最初)の間に・・・
JC1JAP JC1JEO JC1JEP JC1JEQ JC1JET
JC1JEU JC1JEY JC1JLA JC1JOJ
の9局が掲載されています。「JC1」のプリフィックスのコールサインが日本のアマチュア局に発給されたことはありません。日本の公衆通信業務無線局のコールサインでも紛れ込んだのかと思いましたがそうではありませんでした。
これらの奇妙なコールサインの9局の氏名や所在地も明記されており、その所在地はジュサック、アンベリュー=アン=ビュジュイ、パレゾー、テウル=シュル=メール、アルル、シャトーヌフ=アン=ティムレ、クロゾン、パリ、ジュエ=レ=テゥール、と9局全てがフランスの都市や町が所在地として掲載されていました。
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結論から申し上げますと、どうしてこのような誤った局が掲載されるに至ったのか、どうして「JC1J**」というコールサインなのかなど全く不明です。
米国のアマチュア無線局名録がお手許にある方は是非一度当該ページを開いてご確認いただきたいと思います。1993年版以外でも掲載されているものと思われます。どんなことでもよいのでご存知のこと、これらのコールサインについての情報がありましたらお聞かせいただきたくお願いいたします。
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今日の投稿はアマチュア無線の話題の中でもかなり突っ込んだ超マニアックな話題となりましたので、全く興味が湧かない方が大半だったと思います。次回の投稿は無線の話題から離れて「私の人生のピークは昭和46年・・・」を投稿いたします。向後は原則として「アマチュア無線の話題」と「無線以外の話題」を交互に投稿して参りたいと思います。