埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

日頃言いたくても言えないことを吐露します。不愉快に感じる方は読まないでください。

JARL会員局名録、初版発刊から30年・・・

アマチュア無線の話題です。関心の無い方はスルーしていただいても結構です。ただ、アマチュア無線をやっている人たちって、このような出版物を買っているんだ・・・、と知っていただけると嬉しいです。

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7月初旬に届いたJARL NEWS 2021年夏号の51頁に、「JARL会員局名録2022-2023年版発行のご案内」が掲載されていました。お気づきの方も多いのではないかと思います。

↓ これです

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2年に1度発行されるJARL会員局名録を、私は毎回楽しみにしています。2022-2023年版も当然購入します。

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ところで、初めて発刊されたJARL会員局名録は1992年版でしたので、JARL会員局名録の歴史は30年になりました。つい最近のことのように感じますが、30年も前になります。

 

↓ JARL会員局名録が初めて発刊されたのは1992年版でした

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古くからアマチュア無線をされている方でしたら、かつては「JARL会員」だけでなく「免許を受けているアマチュア無線局の全て」が掲載された「アマチュア無線局名録」がJARLから刊行されていたことを憶えているかと思います。

掲載される対象が「全てのアマチュア無線局」から「JARL会員のみ」に縮小されたいきさつがこのJARL会員局名録1992年版の「刊行に当たって」に記されています。

 

↓ 最初のJARL会員局名録の「刊行に当たって」

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これによると、アマチュア無線局の増加により製本コストが上昇したことが理由とされています。確かにスキーやレジャーで仲間内で連絡する目的でアマチュア無線を利用し、通常の交信をすることが無い方の情報が掲載されていても意味が無いようにも思います。

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それでは「JARL会員局名録」が刊行される前年はどのような「局名録」が発刊されていたのかといいますと・・・

↓ こちらです「1991年版アマチュア無線局名録」

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上巻(1~3エリア)と下巻(4~0エリア)セットで税込み7500円でした。翌年に「JARL会員のみ」の局名録に縮小しましたら、税込み2000円に落ち着きました。

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「全てのアマチュア無線局」を掲載していた1991年版と「JARL会員のみ」を掲載した1992年版では、再割当コールサインの扱いが変わりましたが、これには結構困りました。

 

↓ 1991年版の目次

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JE1AAA~JS1XZZは、そのコールサインが初めて割り当てられた局なのか、再割当の局なのかが判別出来ました。

 

↓ 1992年版の目次・・・再割当のコールサインか判別できなくなりました

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アマチュア無線歴が長いから無条件でエラいと考えているのではなく、144MHzや430MHzのFMで長話をする際には、相手局の開局した年に合わせて話題を選んでいますので、いつ頃開局したのかということを知ることを重視しています。

例えば「JE1」のプリフィックスコールサインの局ですと・・・

初代JE1・・・・・・・昭和46年~47年開局

1回目再割当JE1・・・昭和60年~61年開局

2回目再割当JE1・・・平成16年~19年開局となります。

初代JE1局でしたら、周波数の単位が「キロサイクル(kc/s)」や「メガサイクル(Mc/s)」から、現在の「キロヘルツ(kHz)」や「メガヘルツ(MHz)」に変わったことや、電話級・電信級の国家試験も択一式ではなく、記述式だったことなどを話題にできますが、再割当JE1局ですとこのあたりの話題は全く盛り上がらないと思います。話題を選ぶ際には苦労します。

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さらに遡り、昭和55年(1980年)までは、アマチュア無線局名録はJARLではなく「CQ出版社」が刊行していました。これは「廃局してしまったアマチュア局「サイレントキーとなったアマチュア局も含めてすべてのアマチュア局を網羅していました。これが最強の「アマチュア無線局名録」です。

 

↓ 1980年版日本アマチュア無線局名録(俗称 Callbook)

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↓ 目次がこちら。この範囲のコールサインの局のほぼ全てが掲載されています

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この当時の「アマチュア無線局名録」に比べますと、現在の「JARL会員局名録」はやや面白みに欠けますが、それでも2年に1度の刊行を楽しみにしています。