標題の通りです。
このところ業務多忙な状態が続いているため、毎朝6時半過ぎに出社して6時45分から事務作業を開始しています。
現在の職務は、製品の生産に必要な原材料や副資材、消耗品の調達とお取引先や委託先の方々との連絡調整が主なものですが、部品類の梱包発送や産業廃棄物の引き渡しなどの雑用も担当させられています。2006(平成18)年の2月から担当していますので16年数か月が経過しています。
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2か月前に59才になり、還暦までのカウントダウンが始まることから、今年は業務引継書を編集しながら少しずつ雑用などの役割を他の人々に任せ、後任の担当の方が決まり次第2~3か月かけて業務引継ぎをし、それが済んだらひっそりと退職しようなどと考えていました。
ところが、今年に入ってからこれまで経験した事の無い忙しさや煩雑さが目立つようになってきました。その理由や原因をまとめますと・・・
① 受注製品が工場の能力の限界を超えるほど大型化している
② 受注製品の仕様の複雑化や高級化が工場作業員の能力を超えている
③ 受注製品の納期が短期化する傾向が強まる
④ 製品の製作工程ごとに写真撮影を求められることが急激に増えた
⑤ 原材料や付属品類の品質証明書などを要求されることが増えた
⑥ 原材料や副資材などの急激な値上げへの対応で手が回らない
⑦ 永年の取引先の廃業で新たな調達先を探さなければ入手できない物品がある
⑧ 伝染病感染拡大やロシアのウクライナ侵攻で入手困難な物品がある
⑨ 出張工事が複数重なり遠隔地への配車や溶接ガスの手配などが増えた
⑩ 製品の製作に取り掛かった後の仕様変更が頻発する
⑪ 事務職員の半数は能力不足が明白で、一部の担当者の属人化した業務が多すぎる
このようなことが挙げられます。細かいことを書けばキリがないのですが、これまでに経験したことのない環境に置かれています。
還暦目前になって、これまでで最も多忙な状況となり1日中バタバタと慌ただしく駆け回ることになるとは全く予想外でした。午後5時の終業時刻のチャイムが鳴ると同時に倒れ込みそうになります。
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こんな状態では、還暦での円満退職どころか、法令で定められた有給休暇の消化(年間5日)すら厳しい状態です。なんとかこの状況を打開するために終業時間内の一層のスピードアップと自分の担当外の業務の謝絶、お取引先の方々への協力要請などにより、出勤時刻をこれまで通りの朝7時45分に戻したいと考えます。