埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

明日はセンバツ決勝。関東代表習志野(千葉)に声援を送ります

春のセンバツ高校野球は明日(4月3日)が決勝戦習志野(千葉)×東邦(愛知)の顔合わせになりました。どちらも優れたチームで好感の持てるチーム同士の戦いになりますが、明日の決勝戦に限っては関東の代表である習志野に声援を送りたいと思います。

習志野が属する関東地方以外の高校野球ファンの方々は、どちらかといいますと、東邦を応援する方が多いのではないかと察します。

すでにご存じの方も多いのではないかと思いますが、東邦は平成元年(1989年)第61回センバツ大会の優勝校です。もし明日優勝を決めますと、「平成最初のセンバツで優勝し、平成最後のセンバツでも優勝」となります。これはもの凄い大記録になります。ですから多くの高校野球ファンはこの大記録達成を期待して、東邦を応援するのではないかと考えております。

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東邦は今回のセンバツ出場が30回目になりますが、そのうち平成の31年間に11回出場を果たしています。また、平成元年に優勝していますが、それは4回目の優勝。過去に昭和9年、昭和14年、昭和16年と戦前に3度の優勝をしています。明日勝って5回目のセンバツ優勝となりますと、センバツ優勝回数単独1位となります。

もう一つの4回優勝校は中京大中京で、こちらも東邦と同じ愛知県です。参考までに、センバツ3回優勝校は、大阪桐蔭、PL学園、県岐阜商広陵、箕島、横浜の名門6校です。センバツで3回以上優勝した8校のうち、関東勢は横浜のみです。

こうした背景からも、名門校である東邦には古くからの固定したファンも多く、贔屓している方も多いのではないかと思います。

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一方の習志野は今回のセンバツ出場は4回目。過去には昭和50年、昭和51年、平成21年に出場しておりますが、昭和51年と平成21年に1勝してベスト16入りしたのが最高戦績です。

今回の大会の公式ガイドブック(サンデー毎日増刊号)の大会展望では、東邦の攻撃力は、山梨学院、智弁和歌山、明豊と並んで4校しかない最高ランクと評価されています。

その評価を裏付けるように、東邦は3月30日に行われた2回戦の広陵(広島)戦では12-1で大勝しています。

一方の習志野投手力に一定の評価を得ていますが、総合力では東邦の評価が上回っています。しかし今大会の習志野は2回戦の星稜(石川)戦、準々決勝の市立和歌山戦、準決勝の明豊(大分)戦と3試合続けて逆転勝ちを収めています。チームの持ち味である粘り強さを十分に発揮しており、いい流れの中で明日の決勝戦に臨めます。

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それでは明日の決勝戦を予想します。

甲子園では4試合全て先攻の習志野が決勝の舞台でも先攻と予想します。

 

     一 二 三 四 五 六 七 八 九   R

習志野  1 0 0 0 1 1 2 0 1   6 

東 邦  2 1 0 1 0 0 1 0 0   5

 

何の根拠もない予想ですが、ここ3試合の習志野は粘り強く逆転で勝利を収めており、私の中では「中・終盤はどこと対戦しても競り勝てる」イメージが出来上がっています。裏を返せば、序盤の失点が課題でもあるんですが・・・。

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センバツ30回目の出場で過去4回の優勝を誇る名門中の名門である東邦。勝戦のような大舞台になればなるほど輝かしい歴史や伝統に裏打ちされた自信や経験といった目に見えない力までもが発動され、決勝戦を戦うチームの後押しをするものと思います。しかしながら、習志野ナインにはそんな東邦に果敢に挑み、関東に優勝旗を持ち帰って欲しいと願っております。