昨日の続きのようになりますが、昭和62年4月1日に勤め人になって33年が経ち、今日から「社会人34年目」に入ります。毎年のことですが、4月1日には特別な緊張感があります。
勤め人になった34年前の4月1日に、札幌市で撮影した新入社員の集合写真を発見しましたので、ご覧いただこうかと思います。
↓ この写真です・・・
34年経過していますし、この写真では個人が特定できませんし、すでに消滅した会社ですので、ブログに掲載しても差し支えないものと判断しました。
記憶がやや曖昧なんですが、前日の3月31日に飛行機で札幌入りした私は、この研修所に到着して一夜を過ごし、翌4月1日の朝から札幌市中央区にある本店で入社式を行い、午後は入社式を終えた全新入社員がこの研修所の正面入り口前に集められて記念撮影をしたんじゃなかったかと思います。
-・・・-
実は私は前日の3月31日に初めて北海道にやってきたんですが、北海道の気候をナメていたためにひどい目に遭うことになります・・・
「いくら北海道でも、4月になろうという時期だからポカポカ陽気だろう・・・」などと考えてコートなど着ないで、しかも冬用のスーツではなく、やや服地が薄い春用のスーツを着て東京から飛行機に搭乗したんです。しかし・・・
新千歳空港に到着した瞬間、ものすごい吹雪を目の当たりにして慌てます。外気温はマイナス6度。これまで経験したことの無い寒さ・・・・(><)。
私のほかにも、北海道以外の出身者の何人かは同じように薄手のスーツで気軽な気持ちで東京から北海道にやってきていまして、吹雪の中ガクガクブルブル震えながら宿泊する予定の研修所を目指して半泣き状態で歩いていました。
北海道の気候は関東圏とは全然違うことを身を以て感じ、今でもテレビで放送されている全国の天気予報を視ますと、北海道の天気や関東との気温差を最初に確認します。
-・・・-
この写真が撮影された昭和62年4月には、スマートフォンはもちろん、携帯電話も無い時代。「Twitter」も「Facebook」も「LINE」もありません。「Youtube」も無ければ「Wikipedia」もありません。辛うじてワープロ専用機があった程度。
そんな時代に社会人生活をスタートしているためか、毎日メールの着信をチェックする習慣さえ無く、SNSなんか全然使えない我々のような世代は、若い方々の足を引っ張って、「老害」と後ろ指を差されないうちに早々に引退するべきかな・・・、と34回目の4月1日を迎えて考えたりもします(^^)