埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

今年の将棋雑誌(将棋世界と将棋講座)の表紙を見比べる

8月26日からほぼ毎日、勤め先の事務所に一番乗りで朝6時台から事務作業をしています。今日で約3か月半が経過しました。

この3か月半の間には、有給休暇を取得して病院に通う日が3度あったり、9月16日には不覚にも目覚めたら朝7時08分だったこともありましたので、胸を張って「毎朝6時台に出勤してます」とは言えないんです。

朝6時台から一人で無人の事務所で仕事をしますと、通常の時間帯に比べて作業は捗りますが、ここにきてやや疲れを感じております。

就業規則で定められた始業時刻より1時間半早く出勤しているだけなんですが、これを3か月半続けていますと、疲労やストレスが蓄積していると感じます。

今後は1週間に1回くらい、就業規則にある始業時刻の8時15分ギリギリに出勤する日をあえて設けてみるのも一案かもしれないと考えます。

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さて今日の記事は、今年1年間の将棋雑誌の表紙をご覧いただきたいと思います。

↓ 公益社団法人日本将棋連盟発行「将棋世界」=毎月3日発売

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1月号=永瀬王座 2月号=藤井二冠 3月号=豊島竜王 4月号=渡辺名人

5月号=豊島竜王と桐山九段 6月号=藤井二冠 7月号=将棋盤と駒

8月号=藤井二冠 9月号=藤井二冠 10月号=藤井二冠 11月号=渡辺名人

12月号=羽生九段 肩書は当時のものではなく現在のものとしました。

12か月のうち藤井二冠が表紙を飾る号がなんと5回もありました。羽生九段の全盛期でもこんなことは記憶にありません。藤井二冠を表紙に起用すると販売部数が伸びるのだろうと思います。この「将棋世界」をより多くの方々に書店の店頭で手に取っていただきたいと私も思います。

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それでは、NHK出版発行の「将棋講座テキスト」も藤井二冠や渡辺名人、豊島竜王らが多くの月の表紙を飾っているでしょうか・・・。

↓ NHK出版発行「将棋講座テキスト」

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NHK出版発行の「将棋講座テキスト」は、講座が4月~9月と10月~3月という編成になっているため、本来は4月号から3月号で1年分になるのですが、年末にあたり「将棋世界」誌の表紙と比較するため、あえて1月~12月で区切ってみました。

1月号=佐藤康光九段 2月号=久保九段 3月号=行方九段 4月号=阿久津八段

5月号=深浦九段 6月号=木村九段 7月号=森内九段 8月号=阿久津八段

9月号=山崎八段 10月号=稲葉八段 11月号=谷川九段 12月号=深浦九段

NHK将棋講座テキストの表紙に描かれる棋士は、NHK杯トーナメント優勝者や講座の講師、それにこのテキストに連載中の「平成の勝負師」で取り上げられた方が中心になります。

こちらでは、深浦九段と阿久津八段がそれぞれ2回表紙を飾っています。「将棋世界」の表紙に起用され続けてきた藤井二冠も渡辺名人も豊島竜王もNHK将棋講座テキストの表紙を飾ったことは1年間で1度もありませんでした。

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この2誌の1年間の表紙を比べましたが、将棋世界」で表紙を飾った棋士は「NHK将棋講座」テキストの表紙を飾ることは無く、逆に「NHK将棋講座」テキストで表紙を飾った棋士は「将棋世界」の表紙を飾ることはありませんでした。

この2誌が12月号を発売した時点で、この1年間の2誌の双方の表紙を飾った棋士は1人もいないことが判り、意外な印象を受けた次第です。「将棋世界」の表紙はタイトル獲得者などその時その時の主役。「NHK将棋講座」テキストの表紙はまさに玄人好みのものとなっています。2誌の傾向は異なりますが、どちらの表紙も素晴らしいです。