埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

日頃言いたくても言えないことを吐露します。不愉快に感じる方は読まないでください。

ダメ人間、本日を以て子育てを卒業しました

今日3月14日、娘が高等学校の卒業式を迎えました。娘は4月から首都圏の大規模地方公共団体の事務職員として働くことが決まっていまして、私の扶養家族から外れることになります。

私はダメ人間でありながら一男一女(兄妹)の父親なんです。すでに長男は公務員として永田町に勤務しており、扶養家族から外れています。それどころか、私に小遣いをくれたりします。私は息子から小遣いをもらって喜んでいるダメ親なんです・・・。

正確には3月31日までは娘は扶養家族ではありますが、娘の卒業式に合わせて今日私も「子育て卒業」を宣言します。

職場や組織の一員として行動することがやや苦手で辛抱強さに欠けるダメ人間を自認している私にとって、毎日出勤するというごく当たり前のことが通常の人々の何倍も辛く感じます。それでも二人の子どもを一人前にするまでは頑張ろう、頑張らなきゃと、子どもを授かってから20年余りにわたって我慢に我慢を重ねてきました。ですので、この日を何年も前から心待ちにしてきました。

プロフィールにもありますが、私はこれまで勤めた二つの銀行が二つとも倒産するという珍しい職歴を誇ります・・・(笑)・・・ので、二人の子どもには小学校に通っているころから民間企業ではなく公務員を目指すよう促してきました。もちろん公務員だから安泰とか楽だとかそのようなことは考えていないことは言うまでもありません。実際、長男は連日夜遅くまで残業をして疲れ果ててヘトヘトになって帰宅してきます。

公務員、しかも高校卒業程度試験であれば大卒程度試験や上級・総合職試験に比べて採用試験に合格、採用に至る実現性が格段に高まります。確実に公務員になるためには「大卒」の肩書きを捨てる勇気が必要です。また、18~20才で社会人になってくれれば、大学や大学院に進学するより数年早く子育ての扶養義務から解放されます。ですので、この10年は「兄妹二人を高卒公務員にして早期リタイヤを目指すプロジェクト」を勝手に企ててきました。

私がどんなに子どもを公務員にさせたいと考えても、肝心の子どもたちが嫌がってはどうにもなりません。小中学校に通っている頃から公務員の仕事の尊さや責任やスケールの大きさを説いてきました。高校進学に際しては当然県立高校。私立学校ではなく官立の学校に通わせ最も身近な公務員である公立学校の教職員や学校事務職員の方々が懸命に働く姿から公の仕事の素晴らしさを学ばせます。家庭でも政治や経済、法律、行政などの話題や問題点を普段の会話の中にちりばめ、自然と興味が湧き知識が増えるように仕掛けました。こうして二人の兄妹は大学進学を目指さずに公務員を目指すようになりました。

子どもの教育にはこうした細かな仕掛けが必要です。ある意味心理戦なんですよね。また、それぞれの家庭ごとに教育方針は異なりますので、東京大学など難関大学に進ませたいのであれば有名な「佐藤ママ」や「天野ママ」の著書を参考にされればよいと思います。

さて、計画から10年。昨年秋に娘が大規模地方公共団体の事務職に内定しプロジェクトは完遂してはいましたが、今日の高等学校卒業式を以て「ようやく終わった。本当に長かった・・・。」と改めて実感します。すっかり肩の荷が降り、今日は身体が軽く感じます。

4月からは、妻を含めて家族4人全員が給与所得者になります。息子からだけでなく娘からも小遣いをもらうことを期待するダメ人間。さらには子育ての責任が無くなったことを契機に今の仕事を辞めてもう少し肉体的精神的負担の少ない単純作業のアルバイトに転じてしまおうかと企んでしまう超絶ダメ人間なんです。