埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

日頃言いたくても言えないことを吐露します。不愉快に感じる方は読まないでください。

ダメ人間に改心を迫る日曜日の朝日新聞の投書

昨日のレアアースの記事と同じ日(4月15日)の朝刊に、私のようなダメ人間に自己省察を促す素晴らしい投書があり、繰り返し何度も読んでしまいました。

投書されたのは奈良県ご在住、102才の人生の先達の方です。

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内館牧子さんの書かれた小説「終わった人」というタイトルに驚かれたとのこと。この小説は63才で定年を迎えた男性の心の葛藤や右往左往を描いた作品ですね。私はこの著者の作品では「必要のない人」は読んだことがありますが、「終わった人」はその作品名は存じていたものの、恥ずかしながらまだ読んでませんでした。てへぺろ(・ω<)

この投書の主である102才の方は85まで現役で経理の仕事をし、それ以降はがん患者の緩和ケアのためのホスピス普及の勉強会を立ち上げ、独学でホームページを作成し、98才まで勉強会の世話人をされたとのこと。そして現在でもホスピス普及活動を継続されていらっしゃるそうです。

このお方、「人生は85才から始まった」とお考えになっており、小説にあるような63才程度で「終わった人」などと考えるのは、貴重な人生がもったいないと結んでいます。

素晴らしい投書。思わず唸ってしまいました。私はダメ人間で、63才どころか50代半ばで早期退職して誰にも会わない隠居生活をするために10年かけて二人の子どもを高卒公務員に仕立て上げ、自ら望んで「終わった人」「必要のない人」になろうとしていたんです。

しかも、南鳥島近海でレアアースが大量に埋蔵しているというニュースには敏感に反応して資源大国ニッポンになって「何もしないでもらえる給付金」まで期待する怠け者ダメ人間。

1世紀を超える充実した人生を歩んでこられ、現在も人々の役に立つことを生きがいにされているこの投書の主と、私のようなダメ人間とでは心掛けが違うと思い、ただただ脱帽。何というか「生き方に対する改善勧告」を受けたような気持ちです。

私は勤め人になって32年目になりましたが、勤め先の経営基盤が揺らいだり、やっとの思いで仕事を得ても社内では煙たがられ敬遠されて、ゴミ処理などを押し付けられた挙句、昇進や昇格が見送られ続けて嫌気がさしていた面があります。職業人としては不完全燃焼といいますか全くの不発。隠遁生活に目を奪われるのも至極当然と考えます。

ただ、この投書を読んでからは、こんなダメ人間でも最後にもう一カ所別の会社、事業所で役に立てるところはないものかと考え始めています。AIや産業ロボットが普及したり自動運転技術が向上したり、移民の受け入れにより人手不足が解消されるまでは働き口があるかな・・・、社会との接点を失いたくないな・・・、と少しだけ前向きに変化しつつあります。