今朝は夏の甲子園初出場を目指しています私の母校が、新潟県予選の準々決勝で県内一の名門進学校に5-4で競り勝って、準決勝進出を決めました。
準決勝と決勝、あと2勝すれば、明治29年の学校創立から123年目にして初の甲子園出場となります。
野球をはじめ、高校スポーツ全般に言えることですが、全国大会に出場するのはスポーツ選手を優先して入学させる私立のスポーツ強豪校が中心ですので、私の母校のようにスポーツ推薦入学者がいない、しかも地元の中学出身者ばかりで、入学するには主要5教科で一定以上の学力を必要とする公立高校が県内ベスト4にまで勝ち上がることは、それだけでも大変なことだと思います。
ここまで来たら、奇跡と言われてもいい、まぐれと言われてもいい、なんとかあと2勝して甲子園出場を実現させて欲しいです。
実は、私が高校2年在学中の夏(昭和55年)にも、県予選準決勝まで進み、「もしかしたら初の甲子園出場か・・・」とワクワクしたことがありましたが、新発田農業に2-1で惜敗し、夢は叶いませんでした。
その新発田農業は決勝にも勝利し、甲子園出場しましたが、誰もが知ってる強豪・天理高校に延長10回、5-4で敗れてしまいました。
中学~高校以来、今日まで親しくしていただいている友人から今朝LINEが届き、38年前の県予選1回戦から準決勝までの戦績を知らせてくれましたが、その友人にとっても38年前に甲子園まであと僅かのところまで迫ったにもかかわらず逃してしまった一件は忘れられないのだろうと思います。
あの夏から38年。再びチャンスが巡ってきました。
明治29年創立の学校ですので、今年は123年目。これまで夏の甲子園も春のセンバツも出場したことはありません。
2003年(平成15年)12月~2004年(平成16年)に行われた、第83回全国ラグビーフットボール大会、所謂「冬の花園」に出場し、1回戦で香川県代表の三豊工を43-7で降したことはあります。(2回戦で群馬県代表の樹徳高校に0-74の完封負けを喫しました)
2016年夏には、第3回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会に出場した実績はあります。
長い歴史の中ではさまざまなスポーツ種目で優れた成績を残した方々もいらっしゃいます。特にロサンゼルス五輪男子柔道86kg級銅メダリストの野瀬清喜先輩の実績は同窓生の誇りです。
しかし、120年以上の歴史がありながら、春も夏も甲子園出場が無いのはやはり寂しいものがあります。38年ぶりに訪れた甲子園出場のチャンス、何とか掴み取ってほしいです。
在学中に「甲子園出場」と「東大理Ⅲ合格者輩出」のどちらが先かと考えたことがあり、「理Ⅲ合格」に比べたら「甲子園」の方が可能性があるだろうと予想していましたが、平成元年に「理Ⅲ」に2名合格する快挙がありました。(それ以降は理Ⅲ合格者はありません)
甲子園は「センバツで21世紀枠」が最も近道かと思っていましたが、思いがけず夏にチャンスが巡ってきました。準決勝は23日(月曜)、決勝は24日(火曜)です。決勝進出しましたら有給休暇を取得して応援に駆けつけます。