埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

午後は半日の有給休暇。平日の昼の調髪で幸せ気分

この4月から有給休暇を年間5日以上取得することが義務化されたのですが、この5日の有給休暇の消化が結構大変です。

毎月1回、半日(0.5日)の有給休暇を10か月取得すれば年間5日の取得となりますので、4月も5月も半日(0.5日)の有給休暇を取得し、6月は今日、半日(0.5日)の有給休暇を消化しましたので、今日まで1.5日の有給休暇を消化できました。

あと3.5日の有給休暇消化で「年間ノルマ達成」となるのですが、7月~8月は勤め先の会社の繁忙期。有給休暇の申請は100%承認はされますが、休むと翌日が苦しくなるのでこの時期の休暇取得の難易度は高いです。

また、9月~11月は祝祭日がたくさんありますので、有給休暇をぶち込める日の選択肢が限られてしまいます。10月のカレンダーでは14日の体育の日しか祝日が無いように見えますが、22日には天皇陛下即位礼正殿の儀」で今年限りの祝日があります。

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私のような者でも、休めば多少は業務に影響が生じますので、有給休暇を取得する日を決めたら、2週間くらい前から納品される品の受入日やご来訪されるお取引先の方々とのスケジュールを調整します。また、構内のフォークリフトやエレベーターなどの月次検査や、産業廃棄物の引き渡しの日程も有給休暇の半日間に重ならないように調整をします。

祝祭日が1か月に2日以上ある月は、有給休暇を半日取得するだけでも、それに適した日が見つけにくいんです。祝祭日が無い唯一の月である6月にもっと有給休暇を消化しておけばよかったのに、と反省しています。

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今日は午後を有給休暇とし、平日の昼の街の様子を楽しんで調髪までしてきました。調髪といいましても、ほとんどハゲ頭ですので、耳の周囲や後頭部をバリカンで刈り上げてもらうだけで済みます。時間にして約10分で終わります。平日の昼に髪を切ってもらうだけで幸せな気分になりますので、今後も有給休暇を取得しやすくするために日頃の業務の手順などを改善していきたいと考えます。

それにしても、私が社会人になったばかりのころに勤めていた銀行などは、「有給休暇を行使して休みたい」などと言おうものなら、「修行中の立場で有給休暇とは何様のつもりだ!」と一蹴されてしまいましたし、もっとひどいのは、ノルマが達成できていない営業担当で、「父が危篤だと連絡がありました。明日と明後日、休みをいただきたいのですが・・・」などと上司に相談しても、「え? お前、預金純増のノルマが未達だろ。新規融資先も年金口座獲得も全然足りてないじゃないか。休めるような状態じゃないだろ。それに、お前が帰れば親父さんの病気が治るのか? お前は医者じゃないんだから、何かできるわけじゃないんだろ!」などと言い返される始末。まだ社会人になったばかりの私は、たまたまその場に居合わせたのですが、他人事でありながらもあまりの非情さに両脚が震えるくらい驚いたものです。

まぁ、金融業界という特殊な職場環境でしたし、時代背景も今とは違います。今の時代にこのようなことがあったら大問題になるだろうと思います。

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会社側から「有給休暇で休んで! 毎日早く帰って!」と言ってくれるようになったことは本当にありがたいのですが、同時に戸惑いを感じてしまいます。30年にもわたって、休まないことや夜遅くまで会社に居残ることが良いことと刷り込まれてきましたので、まだ急激な職場環境の変化についていけてないと実感します。ですが、7月もなんとか有給休暇取得できるよう知恵を絞りたいと思っています。