このブログでは何度も書いていますので、もうご存知の方ばかりだと思いますが、私は現在56才です。今日発表された日本人男性の平均寿命は81.25才ですので、あと25年ぐらいは生存できると期待してもいいかと思いますが、自分の足(脚)で歩き、自分の歯で飲み食いし、自分の頭で考えてテキパキと行動できるのはあと10年くらいだろうと思っています。
したがって、向こう10年以内に、これまで行ったことの無いところを旅してみたいと思うのですが、国内でも未踏地があまりに多すぎて、困ってしまいます。特に西日本は山陽・山陰の5県は未踏地、四国4県も未踏地、九州7県も未踏地です。辛うじて沖縄だけは観光で行ったことがありますが、西日本はほぼ全てが未踏地なんです。
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で、いの一番に行ってみたいのは四国です。小学校5年ころに遠距離ラジオ放送受信を始めたころから、四国には妙に惹かれています。
四国のラジオ放送は、当時住んでいた新潟県や現在住んでいる埼玉県では受信しづらいですし、45年くらい前から感じていたのですが、四国4県のラジオ局で高知放送を除く3県の放送局は、四国放送、西日本放送、南海放送といった名称で、どの県の放送局なのかやや判りにくいがお洒落でカッコイイ名称という特色があります。小学生の私は、「四国」の名を冠した四国放送がある徳島市が四国の中心都市なのだと信じてしまいました。
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例えば「九州」の名を冠した企業や大学などの殆どは福岡県にあり、九州の中心都市は福岡市か北九州市になるのかと思いますが、四国はそのあたりがあやふやでそれが妙に惹かれる部分でもあります。
例えば・・・・
このように、「四国」の名を冠した企業や大学が3県にありますが、やや香川県高松市が四国の中心都市を担っている印象と、愛媛県は四国の中心争いに加わっていないような印象を受けました。
ところがところが・・・
愛媛県には、四国中央市という自治体があり、この都市こそが四国の中心であることをアピールしています。
このように、四国の中心がどこなのか判らない点に四国の魅力があり、私の好奇心のベクトルが四国に向かってしまうように感じます。
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逆に四国4県の足並みが美しく揃う分野もあります。甲子園の常連校なんですが、高松商業(香川)、松山商業(愛媛)、徳島商業(徳島)、市立高知商業(高知)と4県とも歴史と伝統を誇る商業高校があり、「四国四商」と称されています。
また、四国4県には、徳島大学、香川大学、愛媛大学、高知大学といった「県名+大学」というストレートな名称の国立大学があり、4大学すべてに医学部があります(徳島大学は、なんと医・歯・薬の3学部が揃っています)
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