埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

郵便番号5桁の時代の郵便番号簿を開いてみました・・・

今週は3日しか働いていないのですが、それでも金曜日を迎えた嬉しさや満足感は普段の週末と同じです。

明日、明後日と連休ですが、9月29日の夕刻から翌日の朝まで、病院で1泊して睡眠時無呼吸症候群の精密検査を受検しますので、連休中にその準備をする必要があります。このところ就寝の際に横向きになるなど工夫しているためか、比較的順調な日が続いており、自身が睡眠時無呼吸症候群の疑いがあることを忘れかけていましたが、昨夜は何かの拍子で仰向けになって寝ていたらしく、今朝目覚めたときには酸欠なのか貧血なのかよく判りませんが、不調でした。

それでも職場には一番乗りで出勤し、朝から夕刻までドタバタしながらも無事に勤めてきました。金曜日でしかも給料日という嬉しい日でしたので踏ん張れました(^^)

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帰宅しまして自室で探し物をしていましたら、昭和48年版の郵便番号簿が目に留まりました。

わが国の郵便番号制度は昭和43年7月1日に始まった当初は3桁または5桁で、平成10年(1998年)2月2日に7桁化されました。

郵便番号の7桁化は22年前のこと。7桁化以前の郵便番号は、市・町・村の単位で割り振られていましたが、7桁化により町域単位で割り振られることになりました。初めて7桁の郵便番号簿を見た時には、「うわあー、これは細かいな・・・」と驚き、大変な衝撃を受けました。

 

↓ 平成10年2月、郵便番号7桁化直後の郵便番号簿の一部(埼玉県浦和市など)

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7桁化した埼玉県の郵便番号は、このように地名と郵便番号がビッシリと並んで10ページにも及びます。

また、このページには「浦和市」「大宮市」が見えます。浦和市、大宮市、与野市の3市が合併して「さいたま市」になるのはこの3年後、平成13年です。

 

↓ そして今日手に取ったのは昭和48年版の郵便番号簿です

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↓ 埼玉県が掲載されているのはこの見開き2頁(実質1頁)。たったこれだけです

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↓ 見づらいので拡大してみます(左側のページ)

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浦和市加須市川口市川越市行田市熊谷市秩父市では市内にいくつかの郵便番号があるようですが、それ以外の、上尾市朝霞市入間市岩槻市、大宮市、桶川氏、春日部市上福岡市北本市久喜市鴻巣市越谷市狭山市志木市草加市では、その「市」に付された郵便番号は1つだけです。

 

↓ 右側のページに移ります

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飯能市深谷市には市内に複数の郵便番号が存在していますが、所沢市戸田市新座市蓮田市、鳩ケ谷市、羽生市東松山市富士見市本庄市三郷市八潮市与野市和光市蕨市ではその「市」に対して割り振られた郵便番号は1つだけです。郡部でも同様で、大里郡大里村など一部の町や村ではその自治体の中に複数の郵便番号が存在していますが、大半の町や村といった自治体に割り振られた郵便番号は1つだけです。

現在運用されている7桁の郵便番号と比較しますと、非常に大雑把な郵便番号の割り振り方で、当時のことを知らない若い世代の方は驚かれるかと思います。ただ、この郵便番号簿からも察することができますが、当時は世の中全体が大雑把ですが大らかで穏やかだったんじゃないかな、と振り返りながら感じます。