一昨日の投稿で、ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線の終着駅である豊洲駅の、その先にある「線路の終わり」を紹介しました。
本日は、東京都交通局が運営する、日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)の終着駅の見沼代親水公園駅の、その先にある「線路の終わり」の現場を紹介します。
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↓ 日暮里・舎人ライナーの日暮里駅(始発)から乗車します
終着駅の見沼代親水公園駅まで9.7km、約20分です。
↓ まもなく終点の見沼代親水公園駅に到着します
一昨日紹介した「ゆりかもめ」も、この「日暮里・舎人ライナー」も無人自動運転。つまり運転士さんがいませんので、先頭車両の最前列の席も乗客が自由に座ることができます。ですのでこのような写真が撮り放題です(^^)
↓ 見沼代親水公園駅構内から見た「線路の終わり」を示す標識
↓ 複線ですので、もう一方線路にも「線路の終わり」を示す標識があります
駅から出て、地上からは「線路の終わり」はどうなっているのかを見に行きます。
↓ 駅周辺の案内図
この案内図は、右が北、上が西、左が南、下が東です。
見沼代親水公園駅から右(つまりは北)に300mほど歩きますと都県境があり、目の前が埼玉県なんです。そして、この駅は「東京23区最北端の駅」としても知られています。
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では早速、地上から見た「線路の終わり」の様子を見に行きましょう。
↓ 見えてきました、終着駅の向こうにある「線路の終わり」。線路の西側から撮影
↓ 橋脚はベニヤ板、走行路も保護材で覆われているようです
↓ やや正面寄りからも撮影。都道58号線(尾久橋通り)の真上に堂々と聳える線路
↓ 少し離れて撮影
↓ 続いて線路の東側から撮影
↓ 実際に現地で見ますとさらに迫力を感じます
↓ 埼玉県内への伸延も検討されており、この先に線路が建設される日が来るかも・・
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日暮里・舎人ライナーの終着駅である、見沼代親水公園駅のその先にある「線路の終わり」をご覧いただきました。ここからはこぼれ話です・・・。
前述の通り、この駅から300mほど歩きますと東京都(足立区)と埼玉県(草加市)の都県境があります。
↓ 左端に「埼玉県」右端に「東京都」の標示。見えますか?
↓ 青い●が私の位置、都県境に立っています。スマホの電池の減りが速い・・・
↓ 恐らく「東京23区最北端」にある商業施設、埼玉ダイハツ販売草加南店さん
この地点から西に向かって歩きますと、ここより40mほど北まで東京都のところも部分的にありますが、住宅や駐車場しかなく、この埼玉ダイハツ販売草加南店さんが、東京23区内にある「店舗」「お店」といった数えきれないくらいたくさんある商業施設の中で最も北に位置するのではないかと考えられます。
「埼玉ダイハツ販売草加南店」さんは埼玉県草加市にあるお店かと思われそうですが、お店のホームページを確認しましたら、所在地は東京都足立区舎人4丁目で、電話番号の市外局番も「03」です。面白い事例です。
鉄道路線の末端や県境などにはこうした珍しい事例や例外的なものが見つかります。ブログをやっている方には、こうしたことに関心を寄せて下さる方が比較的多いように感じます。気のせいかな・・・
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で、明後日(11月15日)は、終着駅のその先にある「線路の終わり」で、埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)の終着駅である、内宿(うちじゅく)駅を訪れます。次回もご覧いただけますと嬉しいです(^^)