埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

今春入社の高卒事務職新人が辞めてしまった・・・

一昨日(6月11日)のブログでは、警察庁の運転免許統計資料を間違えてしまい、誤った情報を一時的に公開してしまいました。改めてお詫びを申し上げます。

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さて標題の通り、私の勤め先の会社では今年の4月に2名の新入社員を迎えましたが、そのうちの1名(高卒事務職)が6月10日で退職してしまいました。

勤め先の会社はどの部署も高齢化が著しく進んでいますが、若い世代の採用ができなくてかなり困っています。

そんな中、数年後の総務経理関係の事務を担う若手職員として期待して迎え入れた高卒事務職員が2カ月ほど在籍してあっさりと辞めてしまい、社内の一部職員の間には動揺が広がっているようです。

私、個人的には入社2カ月で退職した人を責めるつもりはありません。入社してみたものの職種や賃金などの諸条件が違うのは論外ですが、そこまで明確なものではなくても、職場に漂う空気感やそこに働く人々との価値観や感性の違いが耐えられない閾値を超えるようであれば、1週間で辞めても構わないと考えています。この職場は独特の社風が存在し、居心地が良くて桃源郷のように感じる人と非常に苦痛で暗黒郷と感じる人とに真っ二つに分かれます。私見ですが、几帳面で誠実で我慢強い人にだけ負荷がかかり、能力や学力が低く生産性が低い職員には割と優しいので、真面目で勤勉な人は早めに他の勤め先などを探すのが良いと思ってます。逆に能力が低く、お調子者で大きな声や大きな態度だけが取り柄のような人はいつまでも残ればいいと思います。

特に高等学校を卒業したばかりの若い方であれば、今から大学や専門学校に通い直すという選択肢もあります。受験勉強をする方向に舵を切り直すのであれば、1日でも早く決断することが有利に作用します。

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私は今の勤め先では勤続20年と9か月になりますが、平成12年(2000年)の入社時には37才になっており、妻と2児(5才と1才)を扶養する立場で、しかも住居を持たず、従業員社宅に入居させていただきましたので、辞めることは絶対に許されない状況でした。独身で親元から通勤していたのであれば比較的早い段階で辞めていただろうと思います。

私の場合は辞めることができる条件が整っていなかったから辞めずに21年近く経ってしまっただけのことです。むしろ在籍期間僅か2か月で辞めた人の思いっきりのよさや、会社に対して敢然と「NO!」を突き付けた勇気を褒めたいと思います。

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辞めた経緯や背景に何があったのか、2カ月間の在職中にどのような心境の変化があったのかを訊いてみたかったのですが、今となってはそれもできません。そこが少し残念です・・・。

私も2年後の還暦で辞めたいな・・・(^^)