埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

1円黄銅貨、見覚えのある方はいないと思います・・・

楽しかったアマチュア無線フェスティバルの反動からか、今日、月曜日の勤務は結構キツかったです。こんな日は一人静かに古銭と対話をします。

今日は、昭和23年から同25年までの3年間発行されたものの、昭和28年12月31日を以て通用禁止となった、「1円黄銅貨」を写真に撮りました。

↓ 「1円黄銅貨」10列×10段×10枚=1000枚

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↓ 近づいて撮ってみます。70年前の硬貨、意外と美しいと私は感じます・・・。

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↓ そして、規則正しく並んでいる「1円黄銅貨」を崩します

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↓ 少し近づいて撮影します

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↓ さらに近づいて撮影してみます

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↓ 直径20mmは現在の1円アルミ貨と同じ

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ただ、材質は黄銅(銅60~70%、亜鉛30~40%)ですので、量目は3.2グラムあります。1円アルミ貨の量目は1.0グラムなので、3倍以上の重さがあります。

↓ 昭和23年、24年、25年の3年間発行され、昭和28年12月31日で廃止

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昭和28年末を以て、この「1円黄銅貨」は通用禁止となりましたが、これは当時のインフレの影響で、額面価格が材料価格を大きく下回ってしまったことが原因だと考えられます。戦後に発行された1円以上の額面の硬貨で、廃止になってしまったのはこの「1円黄銅貨」だけです。

昭和28年末で廃止になってしまったため、この「1円黄銅貨」を実際に使ったことのある方は昭和20年以前にお生まれの戦前・戦中派の方々に限られる思います。つまり70才代以上の方々でなければこの硬貨を実際に使ったり、或いは見たことも無いだろうと思われます。さすがにスマホやパソコンを利用してこのブログをお読みいただいている方々の中に、戦前・戦中派の方はいないだろうと思われます。

月曜日はやっとの思いで勤め先に行って帰ってきました。疲れているため硬貨の写真をベタベタ貼って誤魔化しています。ただ、何枚かの写真は自分でもよく撮れていると感じ、気に入っております。

今後も、ブログのテーマが定まらない日や、疲れてまともに記事を書けない日はこのような古い硬貨でお茶を濁すことになりますがお許し下さい(^^)