埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

同じ事務所に巣食う「発注しかしない」女性職員・・・

今週に入って、月曜、火曜、水曜と、3日続けて勤め先の話題になっています。このところ職場のストレスが酷くなっているんですが、自宅に帰ったときくらいは、職場のことを忘れたほうがいいんですよねぇ・・・。

と、言いながら、今日も職場の話題です。同じ事務所に巣食う女性職員なんですが、「極めて具体的に指示されたこと以外は絶対にやらない」方針で驚いてしまいます。

日頃から、私も仕事なんかに全力を注ぐ必要は無いと思っていますが、ここまで消極的で受け身の姿勢の職員がいますと呆れてしまいます。数年前にたまたま聴いた、この女性職員と男性上司(部長)の会話を紹介しましょう。

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登場人物

M 子:40才代半ば、入社2年目事務職。家庭は裕福でセレブ感あり。ワガママ独善

S部長:40才代後半、製造部長でM子の上司。仕事はデキルがM子にはナメられている

 

工場の消耗品であるガムテープ(正確には布粘着テープ)の在庫が少なくなり、S部長がM子に発注を依頼したときのことです。

 

S部長 「M子さん、幅100ミリのガムテープ90巻発注しておいてください」

M 子 「え? あ、私、それやったことがありません」

S部長 「え、そうだっけ。先週、幅50ミリのガムテープ頼んでもらったよね?」

M 子 「あら、そうでしたっけ、でもそれ50ミリですよね。100ミリじゃな

     いですよね。100ミリは、やったことがありませんよ!」

S部長 「あははは、そうだよね。同じところに今度は幅100ミリのガムテープ

     90巻頼んどいてね」

M 子 「なんで90巻なんですか? 100巻ではいけないんですか?」

S部長 「あぁ、1箱18巻入りだから、5箱で90巻だよね」

M 子 「あ、そうですよね。最初からそうだと思っていました」

S部長 「じゃ、幅100ミリのガムテープ90巻、お願いね」

M 子 「どこに発注するんですか?」

S部長 「先週の50ミリと同じ、T商会さん」

M 子 「あ、そうですよね。でも私、電話番号が分かりません」

S部長 「今、調べてあげるよ・・・あ、048-✖✖✖ー〇〇〇〇だね」

M 子 「でも私、T商会の誰に頼めばいいのか分かりません」

S部長 「え、先週頼んだのは誰だった?」

M 子 「憶えていません、そんなこと」

S部長 「あ、△△さんですかね」

M 子 「どのように頼めばいいんですか?」

S部長 「先週、幅50ミリのガムテープを発注した時と同じですね」

M 子 「憶えていません、そんなこと」

S部長 「あ、いや、ただ幅100ミリのガムテープを90巻いただきたいと伝

     ればいいんじゃないかな」

M 子 「わかりました、電話してみます」

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ここで、この話題に出てくる幅50ミリと幅100ミリのガムテープ(正式には布粘着テープ)をご覧ください

↓ 左が幅50ミリ 右が幅100ミリ。いずれも使いかけで、新品ではありません

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M子がT商会に発注の電話をします。

 

M 子 「※※※(会社名)のMと申します。△△さんはいらっしゃいますか?」

T商会 「はい、△△です。Mさん、先日はご注文ありがとうございました」

M 子 「ガムテープで、幅100ミリのものを90巻お願いします」

T商会 「はい、ありがとうございます。100ミリ幅で5箱、90巻ですね」

M 子 「ええ、ではお願いします。失礼します」

T商会 「あ、先日と同じように、ファックスで注文書をいただけると助かりますが」

M 子 「ファックスですか?」

T商会 「はい、言った言わないというトラブルを避けるため、ご注文は書面でいただ

     くことにしております。先日いただいた注文書と同じようにお願いします」

M 子 「・・・・・、わかりました。では失礼します」

 

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M子、またS部長に質問を投げかけます。

M 子 「注文書、ファックスで欲しいそうなんですけど・・・」

S部長 「先週もファックス送っていたよね」

M 子 「憶えていません、そんなこと」

S部長 「M子さんのパソコンの、ほら、このフォルダーに残ってるよ」

M 子 「あぁ、これ。私、憶えてます。この注文書作るの大変だったんですよ~」

S部長 「あははは、大変ですよね。これ50ミリを100ミリに直して・・・」

M 子 「ええ、直しました」

S部長 「あとは日付を今日に直そうか、そしたら印刷」

M 子 「印刷しました。そうですよね、私、今思い出しました」

S部長 「じゃ、ファックスしてもらっていい?」

M 子 「T商会のファックス番号がわかりません」

S部長 「あ、048-✖✖✖-〇〇〇✖だね」

M 子  ファックス操作中・・・

M 子  ジャリジャリジャリジャリジャリジャリ・・・・

S部長 「ん? 何の音?」

M 子 「ファックス送りましたので注文書はシュレッダーにかけました」

S部長 「え、あ、いや・・・それ・・・」

 

やや誇張した部分もありますが、大筋でこんなやり取りがありました。翌日、T商会から注文した品5箱、90巻が宅配便で届きましたが、M子は見向きもしません。代わってS部長がそのガムテープ5箱を倉庫に運び入れていました。私がS部長の立場なら荒れ狂うかも・・・・・