私は一男一女の父でして、2人の子どもたちが幼稚園~小学校に通っている頃(平成12年ころから平成22年ころまで)は、子どもたちにはさまざまなことに興味や関心を持ち、学ぶことが楽しいと感じる人になってもらえるように、ゲーム感覚を取り入れながら親子で学ぶ時間を設けていました。
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その中でも印象に残っている場面を2回にわたって書いてみたいと思います。
長男が小学校5年生、娘が小学校1年生くらいだったかと思います・・・。2人の子どもと部首が「さんずい」の漢字をたくさん書くゲームをやったときのことです・・・
↓ 「さんずい」の漢字をたくさん書くゲーム(^^)
わたし「部首が さんずい の漢字をいくつ書けるかな?」
長男 「30個くらいかな・・・」
わたし「よし、兄妹2人で協力して、さんずい の漢字30個書いてみようか」
長男 「うん」
わたし「30個書けたら、2人に100円ずつ小遣いをあげよう」
娘 「え、100円! やるやる、ガンバル!!」
わたし「ただし、1つでも さんずい じゃない漢字が混じっていたらダメだよ」
長男 「わかった、ガンバル」
娘 「ガンバル~」
わたし「制限時間は10分。それでは始め!!」
*****10分後*****
わたし「はい、時間です」
長男 「40個くらいあるかな・・・」
娘 「100円もらえるね」
わたし「海、沼、池、浜、湖、港、濃、淡、酒、汁、汗、津・・・なるほどね・・・」
長男 「全部数えたら43個ありました」
娘 「やった~、100円」
わたし「2人ともよく頑張りました。こんなに書けるとはスゴイね(^^)、ただ・・・」
長男 「え? ただ・・・?」
わたし「さんずい ではない漢字が1つ混じっています!」
長男 「え、ウソ! 全部 さんずい でしょ?」
わたし「いや、残念ながら 酒 は さんずい ではありません」
↓ 実は「酒」は さんずい ではないんです(^^)
長男 「え、じゃあ 酒 という字の部首は何なの?」
わたし「酒 は 酉(ひよみのとり)なんです」
↓ そうなんです、「酒」の部首は さんずい ではなく、酉(ひよみのとり)なんです
「この部首の字」の右から2列目、上から3番目に「酒」があります
長男 「うわぁぁ、最初っからこれを狙っていたんだ・・・」
娘 「パパ、ずるい」
わたし「アハハ、ちょっと落とし穴を掘っておきました(^^)」
長男 「100円はダメか・・・」
娘 「えー(><)」
わたし「まぁ、これは大人でも知らない人が多いので、100円ずつあげまーす」
長男 「あぁ、よかった~」
娘 「やった~(^^) パパ、ずるくない」
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こんなやりとりでした。2人の子どもたちと楽しく学んでいたころの思い出話です。
次回(10月17日)は「地理」にまつわる2人の子どもたちとの家庭学習の思い出話です。