埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

初めて明かします・・・「退職したい本当の理由」

今週(6月5日~6月9日)の仕事も無事に終わり、現在の勤め先での勤務はいよいよ最後の1週間を残すのみとなりました。

↓ 6月12日(月曜日)以降の退職スケジュール表

事実上の最終勤務日(6月16日・金曜日)は目前に迫っています。最後の1週間は、永年にわたり親しくしていただいたお取引先の方々がお別れのあいさつに来てくださる「お別れウィーク」になると思います。

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さて、標題にあります「退職したい本当の理由」なんですが、過去にブログ上で明かしていたつもりでしたが、遡って読み返しても「本当の理由」の記述が見当たりません。丁寧に探せば見つかるかもしれませんが、今日の投稿で「本当の理由」を書いてしまうほうが簡単です。

その「退職したい本当の理由」ですが、「自分がいなくなっても事務所や工場がこれまで通りの運営ができて正常に機能するのか、混乱や停滞の発生により生産活動に支障が生じないか、自身の目で確かめたい」・・・この1点に尽きます。

生産現場で必要とされる原材料や資材、消耗品約1000アイテムを欠品を生じたり過剰在庫を発生させることなく常に適正量を確保し続け、数多くの案件の工程を睨みながら部署間やお取引先との連絡調整や根回しを行い、必要な部材を工程に合わせて調達し、連日のように同時多発的に発生するイレギュラーな事案の解決に奔走する。そのために早朝出勤や持ち帰り残業、休日出勤を永年にわたって続けてきました。

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それでも私の担当職務は営業のような花形部署や製造部門のように直接的な生産活動を行う部署ではないため、社内の「仕事の格」としては下位に位置付けられます。

自身では17年前に担当職務を前任者から引継いだ時点から間違いのない業務遂行を心掛け、さらに関連する周辺業務をも意欲的に取り込み生産活動のさらなる円滑化を促進してきたつもりです。50才になるまでの8年間は担当業務に関係する免許や資格を取得するために学び続け、社内で唯一保有する免許や資格は多数あります。

一般的な会社や事業所であればこうした努力はある程度評価の対象になるかと思いますし、仮に評価されないにしても、少なくとも低評価の対象にはなり得ないと思います。ところが現在の勤め先では、必死に働き懸命に学ぶ姿は「異常行動」と捉えられ、「協調性が無く扱いに困る面倒くさいヤツ」として敬遠されます。

このような「勤勉、真面目、能動的、意欲的、献身的」な勤務態度の職員を愚弄する社内のムードに苦しんでいる職員は私だけではありません。こうした意識の高い職員らと私はすぐに親しくなるのですが、社内では圧倒的少数派のために「勤勉、真面目、能動的、意欲的、献身的」な姿勢は「異常行動」とみなされて誹謗中傷されたり、都合の良く利用できるヤツとして膨大な量の事務作業や本来の役割とは関連が無い雑用業務をどしどし押し付けられるため、嫌気がさして次々と退職してしまいます。私などは60才まで我慢し続けた稀有な例です。この状態を改めなければ、声や態度が大きく目立ちたがり屋でお調子者の役立たず職員だけが会社に残留することになります。

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さて、私は6月19日(月曜日)から長期の有給休暇に入りますが、それにより私の定位置である事務所や工場で業務の混乱や停滞が発生し、生産活動に著しく悪影響が生じるようであれば、私が17年間にわたって必死に行ってきた陽の当たらない地道な生産支援業務が間違っていなかったことを証明することになります。

念のため申し添えますが、私の担当業務の被引継者には、会社側の指示通り3カ月間の引継期間内には、一定の業務を単独で遂行できるようになるよう工夫しながら教え込みました。被引継者の資質、適性、予備知識、勤労意欲などを考慮し最適な引継を行いました。私がいなくなった後に事務所や工場で混乱や停滞が生じることを期待して業務引継の手を抜くような卑劣な行為は行っておりません。

その上で6月19日以降、どのような事態になるのかを見守りたいと思います。

以上が「退職したい本当の理由」です。