8月15日付で定年退職してから2か月半にわたり浪人生活を過ごしております。2か月半前まで勤めていた職場ではその間に、営業職の若手有望株の職員2名が退職して他社に移ったと聴いています。営業職は15名ほどしかいない中で、エース級の職員と将来のエース候補の2名が一度に職場を去るのは会社にとってかなりの痛手となっているものと思われます。
そのほかにも近々退職する予定の営業職員が2名(1名は他社への転職、他の1名は70才超で年金生活に)控えていて人手不足はかなり深刻な状態。慌てて求人を出しているようで、今応募すれば誰でも採用される状態だそうです。
ですが、この会社に飛び込むのはオススメできません。次から次へと若手有望株の職員がこの職場に見切りをつけて去って行くのにはそれなりのハッキリとした理由があります。後悔することになる可能性が非常に高いです。
私が在職していた間、職業倫理観や価値観が一致し親しくしていた方々は数年前からこの会社の独特な社風や空気感に疑問を感じてどんどん転職してこの職場を去ってしまい、今では私と密かに連絡をとって下さる現役の職員の方は2~3名程度しか残っていません。本音を申せばこの方々にも早めの転職をオススメしたいです。
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さて、他人様の退職や転職の話題になってしまいましたが、私自身の就職活動についてお話します。
当初、8月15日の前職の定年退職からすぐに次の勤め先で働き始める計画でした。具体的には60才から68才くらいまで8年くらい軽作業に従事しようと考えていました。
ところが、最近の統計調査では70才代の方の約半数が就労しているとのことですし、年金制度の改変改悪がいきなり断行される恐れもあるため、今年から来年にかけて雇用保険の給付を受けながら新たに電気工事士や消防設備士などいくつかの免許を新たに取得し、知識や技術を身に付けた上で61才から73才まで12年くらい勤める方向に舵を切り直しました。
士業(行政書士や社会保険労務士)のような難関資格取得のために残された人生の全てを捧げるのは私には無理ですし、英語(TOEIC)や簿記、パソコン関連の資格の学習は還暦を過ぎて気力が続かない私には不向きと割り切り、2~3か月の丸暗記作業と過去問演習の繰り返しのみで対応可能で求人も期待できそうな資格に絞りました。
還暦を過ぎてから取得した資格なんかが役に立たないことぐらいは十分承知の上ですが、正社員での採用を目指すわけでもありませんので「アルバイトなのに色々な資格を持った変わり者のじいさんだな・・・」とか「年齢の割には前向きな姿勢だな・・・」と興味を持ってもらえたり、時給が50円アップするだけでも構わないと思っています。
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実は9年前の平成26年に第二種作業環境測定士と衛生工学衛生管理者の資格を取得した際に「もう50才を過ぎたので、受験勉強はこれにて終了。今後は資格試験の受験からは引退します。」と宣言したのですが、この2か月あまりの浪人生活で精神的にゆとりが生じたためか、9年ぶりに受験することにし、それらを足掛かりに来年の夏頃を目途に希望の条件に近い勤め先で長期間働くことを目指します。
今日の投稿に関連して、2年前の5月17日に投稿した、私の「緩~い資格取得スタイル」を紹介いたします。
↓ この記事です
このブログの読者の方の中には、猛烈な努力を重ねて超難関の英語検定1級の試験に合格された方もいらっしゃいますので、「こんな甘い考えではダメ」と𠮟られそうデス(^^)ゝ