埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

学費が日本一高額な学校、川崎医大ではなかった

今日(1月30日)は火曜日ですが私は休日です。1月から「月給制の正社員」から「時給制の契約社員」に変更していただいたので、平日でも人員に余裕がある日は休日になります。60才を超えますと働き盛りの若い方々と同条件のフルタイム勤務はキツく感じます。

先月(12月)は「月給制の正社員」でしたのでフルタイム勤務だったのですが、平日は夜遅くに帰宅してグッタリバッタリ。土曜・日曜の休日も平日の疲れをひきずって寝たきり状態となってしまいました。以前から睡眠時無呼吸症候群逆流性食道炎を患い慢性的な腰痛持ちの虚弱体質中高齢者の私は、若くて健康に自信がある方に比べて過労死リスクが格段に高いため、年明け早々に勤め先の所属長に「正社員から契約社員への格下げ」を願い出ました。

その結果、今日のように平日に休日を設けることができるようになったことで少しずつ体力も回復し、ブログ投稿数が徐々に回復しつつあります (^^)v

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さて、このブログはアマチュア無線記事が比較的多いのですが、今でもアクセス数を集めているのは実は「学校」に関する記事なんです。Google検索とYahoo検索からのアクセス先を見てみます。

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↓ Google検索からのアクセス先

これまで1221回の投稿をしてきた中で、Google検索を通じて今でもアクセスがある記事です。1位こそ「北朝鮮の放送」の話題ですが、2位に「医学部設置」、3位に「国公立大学設置数」、4位に「マンモス(大規模)高校」、10位に「図書館情報大学」と「学校」の話題が上位にランクされています。

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↓ Yahoo検索からのアクセス先

Yahoo検索を通じてのアクセス先1位は「医学部設置」、3位に「マンモス(大規模)高校」、5位に「大学合格者氏名の新聞掲載」、6位「国公立大学設置数」とやはり「学校」の話題が上位を占めています。「学校」の話題は意外と注目度が高いようです。

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そこで今日の記事は「学費が日本一高額な学校」の話題を取り上げます。

学費が日本一高額な学校というと岡山県倉敷市にある川崎医科大学を思い浮かべる方が多いと思います。全ての学校を調べ尽くしたわけではありませんが、確かに数年前までは日本一高額な学費を要していたのではないかと思います。しかし今は日本一高額ではなくなりました。

 

↓ 現在の川崎医科大学の学費(同大学ホームページより)

6年間で4550万円。ですが他の私立大学医学部でも3000万円~4000万円台の大学はいくつもありますので、川崎医科大学だけが突出して異常に高額ということではありません。この金額に近い私立医学部はいくつかあってその中で比較して最も高額であるというだけです。卒業後はほぼ間違いなく医師になることができますので、この金額を払えるご家庭でしたら志願先の一つとして考えたいところです。もちろん学費だけではなく医学部入試に合格できる高い学力も必要です。

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では川崎医科大学の学費を超える学校はどこか? その学校は岩手県にあります。予め申し上げますが、岩手医科大学ではありません。

 

勘の鋭い方でしたら「あ、もしかして、ボーディングスクールじゃないか・・・」と閃いたのではないかと思います。その通りです。

ボーディングスクールとは、原則として全寮制で24時間体制で教師や友人らと関わりながら人間性を磨き、高い教養や社交界で必要とされる知識を身につけることを目的とした学校です。映画「ハリーポッター」の舞台となっている学校もボーディングスクールです。日本国内には北海道、岩手、長野、千葉にあります。

国内に数校あるボーディングスクール全ての学費を調べたわけではありませんが、ほぼ間違いなく学費日本一は、岩手県八幡平市にある「ハロウ・インターナショナルスクール安比(あぴ)ジャパン」です。この学校は450年以上の歴史を持つ英国の名門ハロウ・スクールの系列校で2022年8月に開校しました。(日本の学校と違い、8月末が年度始まりで6月末で年度終わり)

 

↓ ハロウ・インターナショナルスクール安比ジャパンのサイト

 

↓ そして同校のサイトには学費が掲載されています。

出願料の2万2千円は除外し、入学金の77万2千円、入学保証金の44万円(日本人の場合、返金可とありますが入学者の保護者は超富裕層でしょうから返金を求めることを前提にしていないと勝手に想像します)、ここまでで121万2千円。

授業料は7年生(日本の小学校6年生に相当・同校はこの学年からスタートします)から13年生(日本の高校3年生に相当)までの7年間で5448万9千円。さきほどの入学金+入学保証金を加えると5570万1千円となります。

前述の川崎医科大学6年間の学費、ハロウ・インターナショナルスクールは7年間の学費で寮費も含んでいることを考慮しますと、実質的にどちらが高額なのかということを試算したくなる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで「入学から卒業までに保護者が学校に支払う金額」と単純に考えますとハロウ・インターナショナルスクール安比ジャパンが現在では学費日本一となります。

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参考までに、世界一学費が高額な学校はスイス最古のボーディングスクールの「ル・ロゼ学院」だと言われており、年間の学費は1200万円を超えるそうです。最長12年(日本の小・中・高)在籍したら総額1億5千万円前後か!!!

↓ ル・ロゼ学院のサイト

 

私は集団行動が嫌いで集団生活にも全く馴染めないので、どんなに大金持ちの家の子であっても全寮制ボーディングスクールには進学しません(^^)

本日の記事は以上です。原稿用紙6枚分に相当する駄文を我慢してお読みくださりありがとうございました。