標題の通りです。「全国官公庁野球連盟第70回記念中央大会」は昨日(8月22日)に太田市役所の優勝で幕を閉じました。全国各地から64チームが出場し、8月18日(日曜日)に東京都大田区の大田スタジアムで開会式が行われ、翌日の月曜日から木曜日までの僅か4日間の日程で9会場(球場)63試合が一気に行われました。
8月22日(木曜日)の準決勝・決勝の結果と表彰選手が今朝のスポーツ報知に掲載されています。
↓ 優勝は太田市役所!平成28年度、同29年度に続き、2年ぶり3回目の優勝!!
これで今年の「官公庁野球大会」が終了しました。今週はブログの記事も「官公庁野球大会」一色になってしまいました。
この「官公庁野球大会」、主催は全国官公庁野球連盟ですが、その連盟のホームページが無く、大会の日程などの詳細が非常に判りづらいです。大田スタジアムのホームページや、公認ボールのメーカーであるナガセケンコー社のホームページなどを探して情報を得ます。また、一部の選手や関係者のツイッターなどにこの大会の情報が含まれていることがあります。
「官公庁野球大会」は、あくまで公務員相互の親睦をはかるためのもので、一般の野球ファンを拒みはしないが、積極的に情報の公開まではしないというスタンスではないかと思います。それはそれで構わないと思います。
例えば、大会のパンフレットですが、非売品で原則として出場64チームの関係者にしか頒布されません。高校野球の県予選のように球場の入場口の傍らで500円とか1000円で買えるといった性質のものではありません。官公庁の世界では必要部数のみ印刷し、余るほど用意することはしないのだろうと思います。
↓ 内容が盛りだくさんのパンフレット
みだりに内容を公開するのにはためらいを感じますが、内閣総理大臣や人事院総裁の祝辞、出場チーム一覧、対戦組合せ表、選手名簿、過去の戦績表、など野球ファンには嬉しい情報がたくさん掲載されています。
官公庁ですので、これを販売すれば営利目的の行為と見なされますし、余分な印刷物を抱えることも許されません。情報公開にも一定の制限がありそうですし、官公庁や公務員に対する世間の無理解からくる批判もあるかも知れない。そんな環境の中で70年間もこうした大会が継続していることは本当に素晴らしいことだと思います。
今年の「官公庁野球大会」も楽しませていただきました。来年も楽しみにしています(^^)