埼玉在住中小企業勤務ダメ人間の思うところ・・・

「中小企業の勤め人」に復帰し「浪人」ではなくなりましたので、ブログ名も元通りに戻しました。

「宿題」を抱えて落ち着かない連休でした・・・

本来であれば、毎週土曜日と日曜日の連休は嬉しくてウキウキワクワクするんですが、昨日と今日の2日間はいつもと違って嬉しさ半分でした。

実はこの連休は、勤め先から「宿題」を課せられ、それを考えていましたら落ち着かない2日間になってしまったんです。

で、その「宿題」とはどのようなものかといいいますと、「現在職場で担当している職務を洗い浚い(あらいざらい)書き出して3月22日(月曜日)に提出する」というもの。

突然このような「宿題」が課せられたのは、2年後をめどに社内のコンピュータのシステムを入れ替えるにあたり、システム構築やソフトウエア制作の際に、社内のさまざまな職務を誰が担当しているのかをハッキリさせておきたいからなんだそうです。

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私の勤め先に限らず中小零細企業の職務分担などはかなりデタラメで、幅広く気が付く人や、知識が豊富で物事を頼みやすい人、手先が器用だったり美しい文字が書ける人にばかり仕事の依頼が集中しているのではないかと思います。お取引先の企業の方々に聴きましても概ねそのような様子で、私の勤め先だけでないことが判ります。

逆に、能力がないことが幸いして仕事の依頼が来ないため、普通の能力の人なら1時間あればできる程度の仕事に数時間もかけている人もいるのではないかと思ってしまいます。

現在私がいる工場棟事務所には私を含めて13名の役職員がいますが、客観的に見てそのうちの9名で業務はこなせます。3人はいなくても困らない人で、1人は周囲の職員を巻き込んで大声で雑談ばかりしてウルサイので、いないほうがマシな人。

そして、中小零細企業にありがちなことですが、部署の管理職や事業所全体を把握するべき所属長、そして担当役員も社長も、誰がどのような業務を担当し、どれだけの負荷がかかっているののかを把握していないことが問題だと思うんです。

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結果として、社内では誰がどのような業務を担当し、どのような苦労をし、どれだけ負荷がかかっているのかを俯瞰し把握している人がいないため、こうしたコンピュータのシステム入れ替えに際し、従業員一人一人に「現在担当している職務の自己申告」をさせることになるわけです。

こうした実態ですので、私がこれまで行ってきた業務の中には、他の誰かがやっていたと勘違いされているものもあるのではないかと考えます。人事評価なども実態を反映しないデタラメなことをやっていたんだろうと思います。

今も、明日提出の宿題である「現在担当している職務」を書き出していますが、書き出し始めると、関連した職務が芋づる式に思い浮かび、あれもこれも・・・となり収拾がつかなくなっています。現在担当している職務の全てを書き出したわけではありませんが、日曜日の午後8時を過ぎましたので、ある程度のところで止めます。

せっかくの週末の連休でしたが、常に「宿題」のことを考えていましたので、落ち着かないものになってしまいました。3月27日(土曜日)と28日(日曜日)の連休こそは職場や仕事のことは一切考えずに休息したいとつくづく感じます。